NHK英会話番組「英語が伝わる!100のツボ」を再構成して書籍化した本です。日本語特有の会話表現を「こう言う場面では英語ではこう発想するので、このように表現する」と三段論法的に解説している処がユニークです。1フレーズにつき見開き2頁で見易い体裁です。左ページで基本事項(英語の発想のツボ)と会話例を確認し、右ページで本放送分よりも更に詳しい練習問題が載っています。(本放送を見てなかった方は、まず会話例をチラッと見てから解説(発想のツボ)を読んだ方が良いかもしれません) 付録CD(2枚)もあり、本放送を見逃した人でも十分練習出来るようになっており、親切ですね。
例えば「好きだって言ったら?」「いざとなったら言えないよ」という会話例があります。ここで「いざとなったら言えないよ」を和文直訳するのは厄介です。この場合「いざとなる」は「機会やチャンスを得る」と発想すれば「チャンスを得ても話すことが出来ない」となり、「I can't tell her even when I get a chance」と訳すことが出来る、という具合に噛み砕いて説明され、あぁナルホドと納得できます。(単に"when"ではなく"even when"とする理由の説明もあり) 右ページでは基本フレーズの応用練習と共に更に発展したケース「『どうしようもなくなったら』という意味の『いざとなったら』」の事例も紹介しています。こうして(日本語を介さず)英語で発想する練習ができます。
右ページ片隅に「大人の単語帳」を少しアレンジしたミニクイズも付いていて、これもなかなか楽しいです。