3月11日発売したこのCDは、テーマが大震災や原発であるため、
1歌手のメッセージソングととらえられるだろうと想像する。
特に沢田研二といえば1970年〜80年代において、ジュリーが歌番組の中心でありスター中のスターであった事を知っている人にとってなつかしいと思う。
ここ何年もテレビには出ていないため、若い世代にはしらない方も多いらしいですね。
私も最近までは、ジュリーの存在を忘れていました。
でもジュリー落ちしてしまいました。
昔の美しいジュリーから入って行ってとりこになりました。
そしてその当時には、外見やパーフォーマンスにとらわれて気がつかなかった歌の『うまさ』の虜になりました。
そして人間ジュリーに触れて益々虜になっています。
外見や声質は若い時のジュリーとは変化していますので、若いイメージのままのジュリーしか知らない人はピックリされると思うけど、ジュリーも今年6月で64歳です。
良い年の取り方をしています。
沢田研二さんがずっと歌を続けてきた来たからこそ、今この年齢だからこそこの歌が作れた。歌えたとおもう。
魂のうただ。
そういう書き方とすると肩に力が入った曲をイメージすると思うが、決してそうでない。
初めて聞いた時は、ちょっとストレートでガーンとやられてしまいましたが
聞いていてもしんどい曲でもない。
歌詞を先に見てしまうとこれが音楽になるのかと、凡人の私には感じた。
でもこの人は、普通の人とはちがいます。
リピートに堪えられない曲というのでもない。
いや、むしろリピートしたくなる曲になっています。。
音楽的にも満足させてくれます。
自身の音域の「高音」のぎりぎりまでに踏み込んでいるのがこの曲の緊張感を醸し出してすばらしい。
寄り添ってくれる優しい声にもいやされます。
作詞は沢田研二氏、作曲はいつものジュリーのバンドである鉄人バンドメンバーです。
そのいつものメンバーで作った曲の強みでしょうか、チームワークも抜群でプロの仕事を見せつけてくれます。
バンドの完成度もパワーアップしています。
1. 3月8日の雲 作詞:沢田研二 作・編曲:大山泰輝
2. 恨まないよ 作詞:沢田研二 作・編曲:GRACE
3. F.A.P.P 作詞:沢田研二 作・編曲:柴山和彦
4. カガヤケイノチ 作詞:沢田研二 作・編曲:下山 淳
沢田研二氏自身の、JULIE LABELのインディーズレーベルである故の快挙であるCDです。
以前にレーベルにこだわらずに、大手レーベルでCDなど出せばもっと売れるのにと歯がゆいかったり、儲けるためだろうとか思ったものだが、今回分かったのはそれは凡人の思考だったということです。
なので「3月8日の雲」は、メッセージソングとしても、音楽としても、沢田研二を知っている人も知らない人も、皆さんに4曲を通して、是非とも聞いてほしい。