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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
千原ジュニア,
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レビュー対象商品: 3月30日 (単行本)
一時期のことを濃縮して書いた前作『14歳』に比べ、今作は思い出話を淡々と書いている、という印象でした。一つ一つのエピソードをもっと深く知りたいなと思いましたが、15〜27歳までのことを一冊の本に書いているので仕方がないのかもしれません。この本を読んで改めて、この千原ジュニアという男の運命は神がかっているなと思いました。結果論ですが、もしバイク事故にあっていなければ、笑っていいとも!やNHKのトーク番組に出演している千原ジュニアの姿は見れなかったかもしれない。それと、ビンゴ大会の大先輩のエピソードと入院中のエピソードを読んで、「芸人っていいな」と思いました。
24 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ジャックナイフにまだ柄さえついていなかったころ,
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レビュー対象商品: 3月30日 (単行本)
千原ジュニアの自伝的小説。前作『14才』は絶望的にまでに孤独だった彼の10代、引きこもり時代を書いていた。そのほとんどすべては、彼の内面で起きた自問自答であり、感情がカオスになって読む者に襲ってくる。姿形も定まらぬ、いわばマグマの状態だった。 今作『3月30日』は、地中奥深くでうごめいていたそのマグマに一筋の光が差し込み、空気にさらされ冷めることで、形あるものに変容していく。「僕」は引きこもっていた部屋から脱出して、お笑い界へと飛び込み、芸人として、そして男として、さらに人間として成長を遂げていく。 天才肌であると言われているジュニアが、最初のころはコンクールで連戦連敗だったこと。 プライドが高いと言われているジュニアが、先輩芸人のネタを舞台袖で必死になって学習していたこと。 それらは、後に「吉本のカリスマ」とまで詠われることとなる彼からは想像がつかないエピソードだ。 冷えたマグマは、観るものの価値観をスパッと切り刻む、お笑いの「センス」という名の刃と化していった。しかし、どんなに切れ味鋭い刃も、握る者を傷つけないための柄の部分が必要である。これは、ジュニアという名のジャックナイフにまだ柄さえついていなかったころの話。 大阪での大ブレークと、満を持しての東京進出。そしてそれの失敗、別れ、バイク事故。生死の境をさまよったことで、「僕」は「人を楽しませたい」という芸人になったときに抱いていた最初の気持ちを取り戻す。 今ではバターナイフと揶揄され、丸くなったと言われているジュニア。 でもそれが大人になるってことだろ。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
エピソードの宝庫,
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レビュー対象商品: 3月30日 (単行本)
前作「14歳」は思春期の不安定な感じと、家族や友達との関わりが主な内容でしたが、今作は芸人になってからの周りの人々との関係と、二度生死をさまよう経験をした誕生日でもある「3月30日」のお話。千原ジュニアのファンとしてはただ本を読むだけでなく、「あぁ、このエピソードはあの芸人さんの事ね・・・。はいはい(^-^)」なんて想像しながら読めました。 (ほとんどのエピソードは、彼自身がおもしろ話として舞台や番組で披露しているので。) 読んだ感想は、『ジュニアさんは周囲の人々に恵まれているんだな』『芸人ってすばらしい職業なんだな』といった感じでしょうか? 「仲の良い後輩」として、今をときめく『世界のナベアツ』も登場しています。 ただ、実名は出てこないので悪しからず・・・。
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