経理の仕事の大枠からスタートするが、具体例も十分で即利用出来る体裁です。
加えて、図や色を多用する中で実務上の疑問にも明快に答える構成となっています。
更に「仕訳」や「決算」など頭をひねり易いアイテムも、その意味や関連、目的を噛みくだいているためか、読んでいてもつっかえずにスムーズに消化、全然眠くならずにどんどん先に行ってしまう感じ。また個々の項目がダラダラ長くないので初心者には負担がありません。
この本が良いと思うのは、意味と内容を理解してほしいという著者の思いが随所に見られる点であって、ムヤミに専門用語を振り回してない所では。そのため突っ込み不足と感じる向きもあるかもしれないが、総てを一冊でマスターするのは基本的に無理なので、まずは理解優先、飲み込みが大事と考える方には本書は最適ではないでしょうか。
類書数多ある中、頭の整理と全体包括そして実務のツボを押さえた良書と思います。読みながら一歩一歩進むも良し、また経験者ならさっと一読頭をスッキリさせた後、更に詳細な本で個別の課題に取り組むなどの使い方も出来るのでは。