カレーラス、ドミンゴ、パヴァロッティの三人合同のクリスマスコンサートで、こんな企画を楽しめるのは、同時代に居合わせた人の特権です。
歌がうまい人どうしで合唱すると、こんなにも気持ちよさそうなんだなあ、と思いました。本職のオペラではない、あくまでも「クリスマスの合唱」だから、三人ともこんなに楽しそうなのでしょう。なんて声のきれいなおじさんたちなのか。
クリスマスの宗教曲らしい雰囲気が一番強いのはカレーラスかもしれません。パヴァロッティは少年のような、無邪気な感じのほがらかさです。
ドミンゴはこの二人の間にはいって、バランスをとりつつコンサート全体をまとめてる、という感じを受けます。
三人の歌う「幸せなクリスマス」は、三人三様の楽しさで、聞いててうれしくなり、いっしょに歌いたくなります。
終盤にはいっている曲、ドミンゴジュニアの作曲した「新しい世紀」(ドミンゴのソロ)がこのCD全体の山場になっていて、そのあとはフィナーレ、アンコールと続く、一時間ちょっとのコンサートCDです。
曲の途中で入れ替わるこまかい歌い分けは、CDではわかりづらいところもあって、三人がどんな表情で歌っているのかも知りたくて、映像がみたくなります。
DVDはでてるのかなあ。