神経内科学の診察法は特異的であり,専門外の医師の多くは苦手としている。高齢化社会が進む現代において,日常診療で神経内科的な主訴で受診される患者さんが増えてきているので,何か診察の指標となるような簡易な図書がないか?と思っていたところに,この素晴らしい図書が出てきた.ポイントが単純明快であることが★★★★★だと思う.美しくCG加工された写真を見るだけで(モデルの女性の演技もリアルだ),何が一番重要であるかが一目瞭然だ.まるで医学部時代のポリクリみたいで,指導医に神経内科的所見の取り方を教えてもらっているような不思議な感覚になる本である.昼休みに医局で,眺めながら読んでいたら面白くて,一気に最後まで読めてしまった.神経内科は専門外である医師,臨床研修医,そしてポリクリの医学生にお勧めだ.(ポリクリでは絶対に役に立つ)