著者は、02年に出版された『朝10時までに仕事を片づける』の高井伸夫。仕事の濃密化、スピード化を説いた前作同様に、「あらゆる事柄が迅速機敏に処理されなければならない」という前提のもと、話を短くする効用を説明している。また、講演などの長い時間が与えられている場であっても、「1つの話を3分以内にまとめる」という意識を積み重ねることが肝要とも説く。
ただし、本書は話を短くすることばかりに終始しているわけではない。数値化した表現を印象的に交える方法、要約や比喩の能力を磨く方法など、印象的な話をするうえで、ぜひとも身につけておきたいワザにも言及している。また、無神経な一言を発しないための心持ちなど、「自分を磨く」ための方法も満載。ビジネス会話だけではなく、スピーチや日常会話における小粋な一言のためにも役に立つ1冊である。(朝倉真弓)
3分の話というと、文章量にして800~1100字程度。必要な話を簡潔に、要領よくまとめなくてはならない。結論を先に言うこと、自慢話はしないこと、知ったかぶりをしないことなどが重要だ。比喩を使ったり、適度に数字を交えたりすると、話が分かりやすくなる。こうして話を短くまとめる能力を磨くことによって、日本人が苦手な論理的な話の運び方や状況変化に適応する即応性なども身につくという。
現代のビジネスマンは指示待ちで黙々と行動するタイプは評価が低い。自分で仕事を企画し、上に認めさせ、成果を上げるなど、自己主張し、自己表現することが大きな意味を持つ。「話し方で評価されている」ことを意識し、「よいしゃべり」ができるよう努力することが不可欠と説く。
(日経ビジネス 2003/11/17 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
登録情報
|
国民の共感は得られず、ここまで長く首相は務まらなかったでしょう。)
そういう「スピーディに要所をつかみ、簡潔にコメントできる力」
というものが欲しい方には、お勧めの一冊です。
「話すより、聴く方が3倍のエネルギーがいる」
「人の注意力は30秒弱で消滅する」というような本書の説明に、
「そうだ。その通りだ」とうなずいてしまいました。
実際に上司や部下との話し合いで、ノッテルなぁ楽しいなぁと
思える時とは、お互い3分以内で、簡潔に言葉のキャッチボールが
できている時ですし、それがスピーディに仕事がはかどる時なんです。
そういう意味でも、大切な観点を教えてくれる、良書です。
この本では、いかに話を短くするかに焦点をあてて、
短くしていく過程で自分自身を磨いていける一冊となっています。
カルロス・ゴーン氏の講演の分析や過去の偉大なスピーチの分析など
著者の「話す事」についての多岐にわたる学びが見えます。
言いたい事をきちんとつたえる方法。
が広く網羅されています。
常に相手を意識する「商売?」だからなのでしょうか?
話し方、聞き方って学んでるようで学んでませんでした。
是非、参考にしたい一冊です。
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|