井戸端会議のような会議のあり方を変えられないものか、
と読んでみました。「Whyが2回と続かないから困ってるんだけど」と
読み進めると、クリティカルシンキングの日常的トレーニングの方法として、
漫才がお手本に挙げられており、妙に納得するとともに脱力。
関西出身または関西人化した人が大多数で関西弁が飛び交う社内。
会議で毎回繰り広げられる光景といえば、まず一回目のwhy(ボケ)に
対しては、深く考えずにとりあえず一番早く思いついた人が
場当たり的な返答(ツッコミ)をします。さらにwhyを投げると
今度は議論のポイントをはずした返答や自社に対する自虐的ネタで
笑いを取るかして愚問だと言わんばかりの反応。最後は
思いつきの解決策ありきの根拠を並べ会議の成果とする...。
もちろん各人の性格や社風もあるとは思いますが、
個人が気をつけても、周囲の意識付けも重要かと。
そりゃ長年培ってきた関西人の気質の方が勝ってしまうよねぇ。
とある洋書では、「個人的、感情的、情動的理由が
クリティカル・シンキングを妨げる」と記述されていました。
日本ではこの類の本の読者層は、恐らく社会人であったり
就職活動中の学生だったりでしょう。「3分でわかる」がウリですし、
マーケティング的に企業の成功例を用いて説明することは
避けられないことも理解できます。
が、やはりクリティカルシンキングそのものについて
もう少し掘り下げた内容であって欲しかった。