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3つの原理―セックス・年齢・社会階層が未来を突き動かす
 
 

3つの原理―セックス・年齢・社会階層が未来を突き動かす (単行本)

ローレンス・トーブ (著), 神田 昌典 (監修), 金子 宣子 (翻訳)
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

人類の歴史を動かしてきた大きな原理は、「性」「年齢」「社会階層」の変化である。本書は、この3つの原理にもとづく理論によって、人類の過去・現在・未来を大胆に分析し、予測する。本書を読むならば、われわれが現在目の前で感じている不条理を合理的に説明できる。上質の推理小説を読むような知的快感の書!


内容(「BOOK」データベースより)

2020年までに、日本は、中国、統一朝鮮とともに儒教圏ブロックを結成する。人類史の深層潮流を解明し、大胆に未来を予測する衝撃の書。

登録情報

  • 単行本: 379ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2007/12/14)
  • ISBN-10: 4478001170
  • ISBN-13: 978-4478001172
  • 発売日: 2007/12/14
  • 商品の寸法: 19 x 12.8 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 2.0 かつてのヒッピー思想の生き残り(?), 2008/2/16
By ハリマオ (東南アジア某国在住) - レビューをすべて見る
日本に長く在住する米人思想家が、現代社会の問題を、セックス・(社会の成熟度としての)年齢・社会階層(カースト)を三つの座標軸として俯瞰することにより未来を予測する、という本である。 日本の社会問題を考えるには面白い切り口とも言えるが、世界の行く末を予言するにはかなりムリがありそうな思想でもある。

筆者の思想の根底には、全世界の人間の価値観が同じ方向に収束する、という思いがあり、そのため(ちょうど現代日本のような)物質的に有り余るほど充足した社会が、精神的な価値重視に向かって進むのはある程度は必然と言えないことはないかもしれない。

一方で、世界の大半は、物質的な充足などとははるかに程遠い社会経済状態にある地域がほとんどであり、そのような地域で紛争が耐えないのは、貧困、圧政、暴力が日常化しているためである。 筆者の言によると宗教対立も近未来に解決される、という論理が展開されているが、聖書世界に端を発するイスラエルとパレスチナの対立が今だに解決されない状況の説明にはまったくつながらない。

週4時間の労働が当り前になり、人々は贅沢を嫌い、幸福な精神世界を至高の価値とする社会に向かって進む、というのは、筆者自信も言うとおり、イスラエルの「キブツ」を理想像としている。 これはかつてのヒッピーが目指したコミューンの思想ではないか?

だいたいが、理想郷の「キブツ」があるのはイスラエルの中でもほんの一部でしかなく、それをを運営する当のイスラエル人が、パレスチナの人々を如何に悲惨な状況においているかをこの目で見てきた私にとっては、筆者が予想する「精神的な理想郷」も「そこに住むエゴも嫉妬もない理想的な価値観の人々」など想像もできない。 また、将来世界において重要な位置を占める、とおっしゃる中東・西アフリカなどは、アブラだけでもっており、それが枯渇すれば見向きもされない不毛の地である、という冷徹な視点も欠かせないであろう。 

世界は180度以上も異なる価値観の混在によって成立しており、各国・地域はそれぞれの成長・衰退のサイクルを複雑に繰り返しているのが実態であり、誰かの「理想」は、ある時には他人にとって「憎悪の的」になるのがこの世界である。 それは人類の歴史の中でまったく変化していない「原理」ではないだろうか。

最後に蛇足であるが、中国・韓国・日本を一括して「儒教的社会」としているくだりは、中国人を理解しているとは思えない。 日本の次は是非、中国に住み着いて本書の続編を書いていただきたいと願う次第である。
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75 人中、59人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 極めて斬新な未来予測論, 2007/12/25
この本で著者は、常人には想像すら出来ないほど斬新な理論で、古代史から未来までの予想をたった3つのスキーム(カースト、性、年齢)で説明しています。

それによると、世界の経済圏は10〜30年の間に全て完全にブロック化し(つまり世界中でEUが形成される)、その中で東アジア版EUが世界の覇権を取る。
対して、北米・ロシア経済圏は、アジア、欧州に遅れを取るだろうと予想しています。
更にその後は、現在の経済を機軸にした世界の価値観が、精神性・宗教性へシフトし、それと共に、現在、途上国と呼ばれるアフリカや各国のネイティブ民族が、世界のオピニオンリーダーとなるだろう、といった、極めて大胆な予想を立てています。

勿論、人間が未来を正確に予測できるはずもありません。従って、著者の未来予測の結果そのものを評価する事は、あまり意味がないと思っています。
しかし彼の理論によって、我々読者の、時代に対する見方が広がる事は間違いありません。
その意味で、本書は間違いなく、★5つの名著だと思います。
私がこれからの時代動向を評価するとき、本書の理論がどこか頭の片隅に残り、何がしかの妥当な解釈を与えてくれる気がします。
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57 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 世の中の現象、会社で今起きている現象が見事に説明がつく, 2008/1/11
『説明しにくい日常の出来事が、実は、人類が次のステージに向かうための必然的現象である』と表紙カバーにある。
以下のような【なぜ】についてもこの3つの原理で説明がつく。

■なぜ、ヒルズ族の幾つかの企業は没落したのか?
■なぜ、利便性が高まったこの日本で、生きがいをもてない人が多いのか?
■なぜ、仕事が辛いと思う人が増えているのか?
■なぜ、こうまでうつ病が蔓延してしまったのか?
■なぜ、新卒入社した若者が直ぐに会社を辞めるのか?
■なぜ、この会社は社員の定着率が低いのか?(又は高いのか?)
■なぜ、会社で働く人のモチベーションが全体的に停滞してきているのか?
■なぜ、この会社は自発的な社員が多い(又は、指示待ち社員の多い会社)のか?
■なぜ、50代以上の人やハイパフォーマーは「仕事は自己犠牲の上にある」という価値観の方が多いのか?
■(逆に)なぜ、若者は仕事に意義を見出せず、フリーターやニートが増えているのか?自分探し病が増えているのか?

【10's Why?】は、私の原体験(経営および人事コンサル)と照らし合わせ、思いついたものである。この書籍のおかげで、新たに世の中の見方が増え、視野・視点が広がるだろう。現在の職務にも役立つ。
この本は世の中の流れを鑑み、今後何をすべきか?セルフミッション・ビジョンをどう構築するか?など、今後の自分の方向性を定めるのにも大いに役立った。

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