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3つの原理―セックス・年齢・社会階層が未来を突き動かす
 
 

3つの原理―セックス・年齢・社会階層が未来を突き動かす [単行本]

ローレンス・トーブ , 神田 昌典 , 金子 宣子
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,520 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 4,515

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商品の説明

内容紹介

人類の歴史を動かしてきた大きな原理は、「性」「年齢」「社会階層」の変化である。本書は、この3つの原理にもとづく理論によって、人類の過去・現在・未来を大胆に分析し、予測する。本書を読むならば、われわれが現在目の前で感じている不条理を合理的に説明できる。上質の推理小説を読むような知的快感の書!

内容(「BOOK」データベースより)

2020年までに、日本は、中国、統一朝鮮とともに儒教圏ブロックを結成する。人類史の深層潮流を解明し、大胆に未来を予測する衝撃の書。

登録情報

  • 単行本: 379ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2007/12/14)
  • ISBN-10: 4478001170
  • ISBN-13: 978-4478001172
  • 発売日: 2007/12/14
  • 商品の寸法: 19 x 12.8 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 83,085位 (本のベストセラーを見る)
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99 人中、82人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
日本に長く在住する米人思想家が、現代社会の問題を、セックス・(社会の成熟度としての)年齢・社会階層(カースト)を三つの座標軸として俯瞰することにより未来を予測する、という本である。 日本の社会問題を考えるには面白い切り口とも言えるが、世界の行く末を予言するにはかなりムリがありそうな思想でもある。

筆者の思想の根底には、全世界の人間の価値観が同じ方向に収束する、という思いがあり、そのため(ちょうど現代日本のような)物質的に有り余るほど充足した社会が、精神的な価値重視に向かって進むのはある程度は必然と言えないことはないかもしれない。

一方で、世界の大半は、物質的な充足などとははるかに程遠い社会経済状態にある地域がほとんどであり、そのような地域で紛争が耐えないのは、貧困、圧政、暴力が日常化しているためである。 筆者の言によると宗教対立も近未来に解決される、という論理が展開されているが、聖書世界に端を発するイスラエルとパレスチナの対立が今だに解決されない状況の説明にはまったくつながらない。

週4時間の労働が当り前になり、人々は贅沢を嫌い、幸福な精神世界を至高の価値とする社会に向かって進む、というのは、筆者自信も言うとおり、イスラエルの「キブツ」を理想像としている。 これはかつてのヒッピーが目指したコミューンの思想ではないか?

だいたいが、理想郷の「キブツ」があるのはイスラエルの中でもほんの一部でしかなく、それをを運営する当のイスラエル人が、パレスチナの人々を如何に悲惨な状況においているかをこの目で見てきた私にとっては、筆者が予想する「精神的な理想郷」も「そこに住むエゴも嫉妬もない理想的な価値観の人々」など想像もできない。 また、将来世界において重要な位置を占める、とおっしゃる中東・西アフリカなどは、アブラだけでもっており、それが枯渇すれば見向きもされない不毛の地である、という冷徹な視点も欠かせないであろう。 

世界は180度以上も異なる価値観の混在によって成立しており、各国・地域はそれぞれの成長・衰退のサイクルを複雑に繰り返しているのが実態であり、誰かの「理想」は、ある時には他人にとって「憎悪の的」になるのがこの世界である。 それは人類の歴史の中でまったく変化していない「原理」ではないだろうか。

最後に蛇足であるが、中国・韓国・日本を一括して「儒教的社会」としているくだりは、中国人を理解しているとは思えない。 日本の次は是非、中国に住み着いて本書の続編を書いていただきたいと願う次第である。
このレビューは参考になりましたか?
76 人中、62人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本|Amazonが確認した購入
この本で著者は、常人には想像すら出来ないほど斬新な理論で、古代史から未来までの予想をたった3つのスキーム(カースト、性、年齢)で説明しています。

それによると、世界の経済圏は10〜30年の間に全て完全にブロック化し(つまり世界中でEUが形成される)、その中で東アジア版EUが世界の覇権を取る。
対して、北米・ロシア経済圏は、アジア、欧州に遅れを取るだろうと予想しています。
更にその後は、現在の経済を機軸にした世界の価値観が、精神性・宗教性へシフトし、それと共に、現在、途上国と呼ばれるアフリカや各国のネイティブ民族が、世界のオピニオンリーダーとなるだろう、といった、極めて大胆な予想を立てています。

勿論、人間が未来を正確に予測できるはずもありません。従って、著者の未来予測の結果そのものを評価する事は、あまり意味がないと思っています。
しかし彼の理論によって、我々読者の、時代に対する見方が広がる事は間違いありません。
その意味で、本書は間違いなく、★5つの名著だと思います。
私がこれからの時代動向を評価するとき、本書の理論がどこか頭の片隅に残り、何がしかの妥当な解釈を与えてくれる気がします。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 佐倉ごるふ トップ1000レビュアー
形式:単行本
正直、読み始めて、面食らいました。人類史の過去と未来を解釈
する、ビッグピクチャは、過去にもたくさんありました。
おおよそ、西洋的世界観や民族的世界観、物質的経済的世界観など
いろいろ切り口はありますが、本書の切り口、「性別(陰陽)」
「カースト(的時代の移行)」「年齢(その場所、その時代の人類は
何歳なのか)」という枠組みの解説は、なじみがないせいなのか、
とまどいます。

しかし、読み進めていくうちに、従来の世界史のイベントを、この2つの
世界観の中で、再構成、再編集しなおすという、著者の挑戦的な解釈は
大変魅力的に見えてきます。
本書の後半を占める、世界が向かう趨勢の未来予想には、正直、観点的
すぎて、辟易する場面も多いのですが、従来なかった斬新な観点の魅力に
は引き込まれるものがあります。

ただし、近未来の終着点、資本主義的、労働カーストの次にくる時代が、
精神・宗教の時代であり、労働は神ではなく、宗教・精神的世界観が
中心にきて、世界はブロック化し、民族の個性が花開く・・的なユートピア
論にも聞こえる論旨は、ちょっと、どこまで信用していいのか、とまどい
ます。
いづれにしても、知的好奇心を満足してくれる、大きな人類史の俯瞰という
意味では、この360ページ近く、びっちりと書かれた大著を読む、読書の
楽しみといういう意味では、おもしろい本です。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
4年くらい前に読んだ時は全く意味がわからなく売った本ですが、再度読んで衝撃を受けました。
この本が日本で発売した時(2007年)に神田昌典さんが監訳しており、おもしろいのでは?と思って読んでみました。その時は中国と共に日本は儒教圏ブロックを形成するとい... 続きを読む
投稿日: 25日前 投稿者: kirin8
一読の価値あり
この本や、著者の経歴やその風貌、そして書物の内容そのものから賛否両論があると思います。ただ、一読に十分値すると思います。そもそのなぜカーストモデルなのか(職業を4... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: 敬天愛人
むずかしい
まだ全部読みきれていないです。自分には読みにくかったです。なんとなく言っていることは分かるのですが本当にそうなのかちょっと疑って見てしまいました。アフリカから新し... 続きを読む
投稿日: 2009/10/19 投稿者: haru30229
現代の聖書
... 続きを読む
投稿日: 2009/6/22 投稿者: 小林 修
正直、納得感はあまりない
本書は、未来学者が「商人の時代」から「労働者の時代」に移った現代が、今後は「精神の時代」に移っていく予想をしたものである。正直、納得感はあまりないが、神田昌典が監... 続きを読む
投稿日: 2009/6/15 投稿者: 深川ハルー
面白いというより
よくぞ、そこまで言い切った!という分類の本です。
例えば2005年に大竹氏が「日経平均4000円時代が来る」を書いた当時... 続きを読む
投稿日: 2009/3/17 投稿者: アジャパーレレレ
いやぁ・・この本はヤバイ
なんで、こんなヤバイネタを見つけてくるの?・・と思うぐらいにヤバい。僕はこの本を読んで、深層心理学が示唆する「個々の事象」と「世界全体」で起こっている事象の全ての... 続きを読む
投稿日: 2008/11/17 投稿者: がっかり太郎
中華思想を甘くみている本
未来世界の予測をしているのですが、前提になっている歴史が正確でないし(東アジアに関して)、... 続きを読む
投稿日: 2008/10/14 投稿者: えちみし
過去の歴史の振り返りと将来の有効な一展望
アメリカ人である著者が、西欧文化、儒教・仏教文化、等を経験しながら、過去の歴史を多面的に概観した衝撃の書である。... 続きを読む
投稿日: 2008/5/4 投稿者: ろんめる
かなり衝撃を受けた未来予測モデルです
本書は、2008年に読んだ本の中で、最も得たものが大きかった本。著者が独自に考案した「カーストモデル」「性モデル」「年齢モデル」という3つのモデルを用いて、数千年... 続きを読む
投稿日: 2008/3/30 投稿者: ろぼ
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