興味深いのは、それぞれのトピックについて、28歳の平均的な像が示されている点。同年代の年収や貯蓄の平均額から見た自分の位置付け、平均初婚年齢、結婚関連費用など、さまざまなデータが掲出されているほか、自己分析のためのフローチャートや、各種アドバイスまでが用意されている。事実婚の法的な扱いに触れたり、離婚に伴う金銭問題をまとめたりと、内容はじつに細かい。ほとんどの人がおざなりにしているであろう老後のための貯蓄や生命保険、そして将来的にはお金と直結する健康問題にまで、深く言及している。
持ち物やクルマに関する部分で、執筆者の価値観が押し付けられていたり、また資産運用や住宅、生命保険などに関する考察が不十分だったりと、若干物足りない部分もあるが、全体的によく練られている。20代後半~30代前半の読者にとっては、これまでおざなりにしてきたさまざまな問題について、真剣に考える良いきっかけとなるだろう。(土井英司)
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30歳前になり、今後の生活で誰にでも起こりうる
問題(転職、結婚、住まい、親・・・)について、
情報を提供してくれた本である。
本文内に年収や結婚したくなる人ランキングなどの
データが豊富に掲載されており、読み物的には面白い。
ただ、この本を読んだからといって、人生の解が
見つかるといった本でもない。
というのも最終的には、あなたがどのような目標と夢を持ち、
どのように生きたいかにかかっているからだ。
これが決まれば、ここに書いてある問題も結局は
ほとんどかたずいてしまう。
最後に、これはあくまでも一般的なサラリーマンで、
今後も普通に生活したい人向けの本である。
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