XTCが、60年代ロックに対するオマージュに本気で取り組んだ変名バンド「THE DUKES OF STRATOSPHEAR」が85年にリリースした(ミニ)アルバム「25O’CLOCK」のリマスター盤。09年リリース。
バンド名もそうだが、彼等は自らの名前も変えている。このあたりが如何にも凝り性な彼等らしいところ。
オリジナル盤収録の6曲に、デモトラック6曲、アルバム未収録3曲の全15曲を収録。ブック型の豪華紙ジャケ仕様で、曲解説、歌詞カード等の情報も充実した一枚なのだが、いかんせん評者は英語がまったくわからない。日本盤がリリースされていないのが本当に残念。
同時期に87年リリースのフルアルバム「PSONIC PSUNSPOT」もリマスター盤がリリースされている。
この2枚のアルバムの曲自体は、2作を1枚にまとめた「Chips From The chocolate Fireball(An anthology)」で聴くことができたが、両盤ともオリジナルジャケット(しかも厚みのある紙ジャケ仕様)1枚ずつリリースされたことが嬉しい。
XTCのメンバーによる変名ユニットは、例えば83年に「THE THREE WISEMEN」と名乗ってクリスマスシングルをリリースしたように他にもあるのだが、本気度はこの(ミニ)アルバムそしてフルアルバム「PSONIC PSUNSPOT」の2作をリリースした、「THE DUKES・・・」が一番だろう。
「25O’CLOCK」は音質も含めガレージ風で、こりゃぁサイケ(あくまで英国の)だ!という感じの、俺達これが好きでしょうがないんだよ、といった一枚。
それに対し「PSONIC PSUNSPOT」は音も洗練されメロディアスになり、少しXTC的?(ということはBEATLES的?)な一枚となっている。
もはや叶わぬ願いだが、XTCと同じくらいに、このバンド「THE DUKES・・・」のライブも観たいし聴きたい。どこかから音源が発掘されないか…。
注)商品紹介(日本語)は、このアルバムとはまったく関係ない商品の紹介文章です。ご注意を・・・