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15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
見終わって思うことがいっぱい。,
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レビュー対象商品: 25時 スペシャル・エディション [DVD] (DVD)
特典の2種類の解説は実に大きな「必須情報の塊」だった。「明日収監」という社会的仕組み、NYで生まれ育った主人公にとってNYを離れるという事態の大きさ、アメリカの刑務所の何たるかを知ってこそ、初めて「シャバでの最後の夜」の持つ重たさが理解できる話。バカだった自分へのやりきれない怒りを今のNY、そこに暮らす人々の人種、職業、さらにはビン・ラディンやアルカイダにまで、一気にぶつける独白シーンは、まさにノートンの独壇場だった。 オープニングで映し出されるツインタワーの「追悼の光」。9.11以後のNYの夜景には、主人公モンティの抱える悔恨と、アメリカの負った傷と困難な現実が重なり合う。一方、エンディングでは父親のナレーションが身にしみた。父親と2人の車内で、主人公は「思うことがいっぱい」だったに違いない。彼はどんな選択をしたのだろう。 見終わって私も思うことがいっぱい。
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
リアルな「アメリカ」,
By まつい "matsuitter" (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 25時 スペシャル・エディション [DVD] (DVD)
麻薬の密売がバレたせいで25時間後までに刑務所へ入らなければならない男が、家族、親友、恋人、仕事仲間たちと最後の夜を過ごすアメリカの悲劇映画。やりきれない思いのエドワード・ノートンはトイレの鏡の前で、街にいる連中全員に向かって、「おまえらみんなクズだ!」と叫ぶ。だが結局それはオレ自身に対するネガティヴィティの裏返しでしかない。。悪いのはオレだ。麻薬で儲けて、ああそう、そんなことはわかっている。。これからいく刑務所が地獄であるということも。 この映画には派手なドンパチもカーチェイスもない。あるのはただ圧倒的なリアリティを前にして為す術のない自分だけだ。猜疑、欺瞞、嘲笑、そして絶望。。どこまでいっても否定の塊だ。だがその抑えた演出が、逆に心根にグサグサと突き刺さる。 思いやりの言葉をかけてくれる親友。この日を最後に、もうオレに会うことも無いだろうけど。 やさしい恋人。でもこのオンナ、ただの金目当てだったかもしれない。垂れ込みに対する疑いがオレの頭から離れない。。 ぁぁもう時間なのか。親父の車で、刑務所へ。。ああ親父、これから先の人生って。。。。 友情、愛、仕事など、全てにおける信頼の意味を改めて思う。同時に、人生を生きるということも。「仕方がなかったんだ!」という仕事仲間の言い訳が、いやに心に引っかかる。 演技、映像、音楽、演出など、あらゆる面が上質。9.11後のNYを舞台に、社会派映画監督スパイク・リーが「アメリカ」を描いた傑作。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
感動のミステリーラストシーン!?,
By tkselement (山口県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 25時 スペシャル・エディション [DVD] (DVD)
個人的にはスパイク・リー監督の作品は余り好きではないのが多かったのですが、この作品は面白かったです。 時たま入る彼流の過激な台詞や描写はいつもどおりかなと。グランド・ゼロが画面に現れるところはなんとも言いがたい空気がありました。テーマ性も手伝ってずいぶんと重い映画になりそうなところなんですが、、ラストの希望を描くシーンで、妙な爽やかさを残す映画となっています。エドワード・ノートンはこういった静かな役柄が本当に良く似合いますね。見えない未来を思い悩む姿は印象的です。ジャケット写真の犬を連れて歩いているシーンも脳裏にくっきりと焼き付いて離れません。フィリップ・シーモア・ホフマンも完璧。彼のその後がどうなったのかが気になるのは私だけではないでしょう。知りたかった!(笑) またDVD特典の未公開シーンは「やむおち」(仕方なくカット)したようなものが多く、ストーリーの奥行きが少しわかるようになっています。ただ絶対必要なシーンでない事も感じますが。 グランドゼロの風景も収録されており、なんとも言えない後味を残す、DVDでした。
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