静かに何度も涙がこぼれました。
仲間とは、絆とは、本当に大切な事とは、生きていくとは・・・
登場人物達と共に考えながら読みました。
21世紀に21歳になる21人の中学時代のクラスメート。
21歳をとうに越した25歳の夏、半沢晶が自殺、みんなが共に過ごしたあの教室で首を吊って。
何故彼は自殺してしまったのか。それぞれが自問自答していきます。
仲が良いだけでは無かったそれぞれの秘密が明かされ、
自分が晶を死に追い込んだのではないかと責め、止めることは出来なかったのかと悔やみます。
ラストに明かされるその真相には胸がつまりました。
そして、彼の死を心に刻み、進んでいく彼らのゆるぎない絆に、泣けてしまいました。
埋めようの無い孤独を持つからこそ人と繋がっていたい。
仲間って良いな、こんなふうに繋がっていかれたらいいなと思いました。
パピルス掲載作品(06年4月〜07年12月)を修正、書下ろしを加えた作品です。