今作では、ピーヴィーのボーカルスタイルがちょっとデスっぽくなっている部分もあり、実験的な感じを受けます。
しかしピーヴィーは今までにもボーカルスタイルの転換を何度か図ってきたので、慣れるとこれもまぁアリでしょう。
曲調はスラッシーでブルータルな感じが強まりつつも、メロディックに聴かせる部分もしっかりとあるので、安心して聴けます。
ロック雑誌(通常はメタル専門誌ばかりですが)にも紹介されているところをみると、若いリスナーにも受け入れられやすい味付けになっているのかな、と思います。
余談ですが、その雑誌のインタビュー記事で、リーダーのピーヴィーが話している内容(というか、一人)なのに、なぜか加入期間が一番浅いドラムのアンドレヒルジャースがインタビューを受けていることになっていました。ご存じない方もメンバー写真を観ていただければ判るとおもいますが、あそこを間違えるとか、有り得んだろうと思います。せめて、ヴィクターとアンドレを間違える程度でしょう・・・
難点をひとつ挙げるとするならば、日本版に付属してくるライナーノーツです。
あれはカスです。
和田誠という人が書いているのですが、普段から適当極まる(ほとんど曲を聴いてないだろうと容易に推察されるような)やっつけ仕事をすることで有名な彼がやってくれています。
明らかに書いている内容がもらった資料を基にした推察ばかりで、内容なんてあったもんじゃありません。
曲を聴いたのかすら謎です。
「これは私の推察であるが〜〜〜に違いない」だとか、「〜〜と思われる」といった書き方ばかりで、読んでて腹立たしいを通り越して笑いがきたという表現をよく見ますが、これは更に一歩進んでまた怒りのゾーンに突入します。
こんなのなら、RAGEの公式HPに掲載されているピーヴィーの曲解説をグーグル翻訳にブチ込んでそれをそのまま掲載したほうがよっぽどマシです。というか、日本コロムビアは新たに生産するものにはそれを載せてくれ!
和田誠への文句がやたらと長くなりましたが、表題曲の「Twenty One」はPVが公開されていますので、是非見ることをお勧めします。メタルのPVは脱力してしまうほどださいものが多いのですが、これはマシです。けっこうかっこいい。