そうした論旨を証明すべく、まずは日本化の事例を挙げていく。テレビドラマやアニメを通じて発信される日本の流行がアジアの若者に与えている影響、老若男女に優しい軽自動車、そして今後世界一リッチな高齢者たちが実現するであろう前向きなシルバー社会、それらは「大衆化社会」を良しとする国々にとって格好の手本になっているという。一方、こうした事実に多くの日本人が気づかないのは、暗く書くのが好きなマスコミ、そして日本に強く出られると都合が悪い米国の宣伝のせいだとも語る。
さらにマクロ的視点からも、日本化論を立証していく。「大衆消費社会」、「自立した普通人が支える中流社会」、そしてそれらに伴う「大都市化」などの世界的潮流は、いずれを取っても、日本を手本とする方向に向かっていると指摘している。
(日経ビジネス2000/3/27号 Copyright日経BP社.All rights reserved.)
登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
NY生活での実感とぴったりの内容,
By カスタマー
レビュー対象商品: 21世紀、世界は日本化する―超先端国・日本の実力 (Hint from Kusaka) (単行本)
ニューヨークでは日本食が大人気で、多くのニューヨーカーが驚くほど上手に箸を使ってスシを食べています。自宅では靴を脱ぐ人も増えていているほか、車の一番人気はトヨタがアメリカで展開する高級車ブランド「レクサス」(日本では「セルシオ」や「ハリアー」にあたります)。日本の大衆文化産業は世界に誇ることができるものだという日下氏の主張は、NYで生活してみて「なるほど」と実感がいくものです。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日下さんの本の中で最も面白いと思う(掴みはこれでOK!!),
By ケンケン "Fuka-ku" (熊本市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 21世紀、世界は日本化する―超先端国・日本の実力 (Hint from Kusaka) (単行本)
「日下節」と言われるほど、彼の本は面白い。いちいち面白い。チョロット読んでみて下さい。見開きだけ、最初の10ページだけでもいい。世界情勢などに関心のある人なら間違いなくハマると思う。案外日本人は世間知らずです。テレビは案外正確な事実を伝えてません。やはり自分の目と耳で、探してみる事が大切。「目からウロコ」ということは、本などを調べるとツクヅク思うことでしょう。意外と日本人は世間の事、世界の事、世界の常識を全然知りませんよ。日下さんの本を読んでみて下さい。「事実」が書いてあるから。これを読めばいかに日本人が違う事実を鵜呑みにしているかが分かる。己がいかに無知だったかに気付く。言われて初めて気付く事がある。教えられる事が正しいとは限りません。教えられた事を「それは本当だろうか…」と疑う気持ちはとても大切。何が正しいのか、自分の頭で考えよう!!そのためにはこの本は打って付けです、はい。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|
|