未だ色あせぬ名作です。
大全集1巻ではオンボロホテル「つづれ屋」にやってくる宇宙人の接客が中心でした。
そして大全集2巻では21エモンの夢である宇宙パイロットの足がかりとして宇宙旅行へ行く話が主軸になります。
絶体絶命の窮地に対して機転が効く21エモン、喋れるようになってからよりエモンとの友情を増したモンガー、守銭奴ながらどこか憎めず窮地を乗り切るキッカケになる事も多々あるゴンスケのトリオが宇宙をさすらいます。
木星の強制収容所の環境の劣悪さ
銀河系でNo2の科学力を誇るボタンポン星の傲慢さと、銀河系No1のボタンチラリ星の驚愕すべき現状
住んでる人々がみんな謎の人形「ハッピー」を背負って何故か幸福そうなデカンジョ星の恐るべき実態
後の「モジャ公」に繋がるブラックSFがエスプリ効いてます。
またF大全集全体に言える事ですが掲載時系列に沿って見れる為、各キャラの立ち位置の変化が分かりやすいのが良いです。
コロコロ文庫に未収録だった「超一流 流行まんが家」も、ドラえもんの「あやうしライオン仮面」に通じる面白さがありますし、
サンデーでの連載終了から10年以上経った後にコロコロコミックで書かれた「2本足で星から星へ」もエモン達が変わらぬ様子で見てて安心します。
巻末の「モンガーちゃん」は幼年版21エモンという作風です。
ページ数は短いですがモンガーのテレポートが効いてて中々楽しめる一品です。