「建築のちから」シリーズ第二弾、伊東豊雄氏が若手建築家たちと新しい建築原理を追及する「20XXの建築原理」。
ここでは若手代表として、藤本壮介・平田晃久・佐藤淳氏の三名が選ばれ、架空巨大プロジェクト計画を通して、新しい建築原理の可能性について議論しつつ探求する形を取っている。
樹木・山などの自然をキーワードに議論が展開し、その発想が最終的な提案に盛り込まれており、設計プロセスが垣間見えるというのが興味深い。
講評会には山本理顕・藤森照信氏も加わり、その提案に対する批評とこれからの建築について語られている。その中では、「建築を人のためにつくっているのではない」(自然の摂理に従ってつくっている?)という過激な会話も飛び出している。
藤森氏の指摘はいつもながら、一般人目線でわかりやすいながらも、鋭いところをついており、面白い。