意識を持った機械。人間と同じように、泣いたり、笑ったり、怒ったり、
戸惑ったり、すねたりする。データさえきちんと入力すれば、死んで
しまった人間とさえ話ができる。まるで夢のような話だ。だが、この
画期的な技術にも落とし穴があった。機械が意識を持ちすぎるとどう
なるか?バーチャル空間に存在する人格が人間の想定をはるかに上回り、
独り歩きを始めたとき、人間社会を脅かす存在となった!大混乱に陥る
人間たち。この危機的状況をどう解決するのか?ページをめくる手が
止まらなかった。バーチャル空間に存在する人格は、生きていると言える
のか?生命体と見なすのか?システム停止は一種の「殺人」なのか?
このことについても深く考えさせられた。内容的にはかなり面白い。
けれど、ラストはまったくの期待はずれだった。なぜそうなったのか、
理由も過程も分からないままだ。それまでの内容と比較すると、ページ
数も少ないし、あっけなくお粗末だ。もう少し書き込んでほしかった。
残念!