新聞広告にあの”貴乃花親方が推薦!”などと謳っていたのでどれほど素晴らしい本なのか・・・と
期待して読んだのだが、一読してあまりに古(カビ)臭い常識とも思える本の内容に正直胸糞悪くなってしまった。
誤解のないように言っておくが著者の主張の全てを否定しているわけではない。
素晴らしい、もっともだと思える内容もかなりあった。(例えば教育勅語についてなど)
問題は家族について。私は『三世代同居』だろうが、『核家族家庭』だろうがそれぞれに長所短所があると思う。
私が変だと思うにはこの本の著者が『一方的に三世代同居を賛美』し、『核家族家庭』を非難していることにある。
だいたい長男が田舎の実家に残り、その嫁が姑の理不尽さに耐えろなどという価値観は現代には通用しない。
諸悪の根源でありナンセンスである。人口移動や経済活動、少子化などにより昔の常識はなくなりつつある。
例え親が建てた家や土地があっても子供がその場所を気に入らなければ引っ越したりして当然である。
さらに現在は老人の自殺が多いらしいが、著者は「自殺の原因は核家族が増えて一人暮らしの老人が増え、
老人に寂しい思いをさせているからだ。核家族は悪だ。」などと主張したいらしい。
しかし実際はというと国民生活白書によれば自殺する老人は圧倒的に三世代同居が多いのである。
それぞれに長所短所あり。
知り合いなど三世代で実際住むと色々なトラブルも多いと聞く。
『三世代同居は素晴らしい」などという奇麗事、戯言では済まされないのだ。
それとこの本の最終章で地球の反対側を公転している惑星について出てくるが、
このネタ本は既にインチキであることが何年も前にわかっている。それをいまだに信じ真に受けている人が
いると思うと私も苦笑してしまった。