評価できるところは、アステカやマヤの象形文字や暦の算出方法が具体的に述べられているところと、ギリシャ神話と古代エジプト神話の紹介物語がおもしろかったことです。
評価できないところは、スペイン人のメキシコ原住民の虐殺をアステカ人が生贄の儀式を行っていた野蛮人だから、さも当然といった論調による人種差別思考を感じられたことと、キリスト教を装ったニューエイジ思想者のエドガー・ケイシーの意味不明なアトランティスに関する予言を肯定的に紹介していることや、極めつけはちょっとは思考能力の持ち主ならば、イルミナティの陰謀であることがバレバレな、9.11やハイケーンカトリーナやAIDSのことを「ヨハネの黙示録」の終末予言と強引に結びついているといったところだ。
著者はイルミナティの走りゴマの可能性が高いと思う。それを理解したうえで読書すれば、それなりに役に立つ書物でしょう。この本のおかげで、2012年の終末論がマヤの暦を利用したイルミナティの恐るべき計画であることを確信した。奴らは本気で人口削減と第三次世界大戦を起こそうとしている。理性・知性のある大多数の人類は全力でそれを阻止しないといけない。