やはり宇宙空間、太陽系についての描写が素晴らしい作品です。
他の作品でもそうですが、著者は実は宇宙の旅をしたことがあるのでは?
と感じさせる描写です。緻密な調査もさることながら、頭の中に宇宙空間が
あるのでしょう。
2001年で、新たな知的生命体へと変異した、宇宙飛行士ボーマンの
太陽系を探る旅が神秘的な印象を与えます。スキャナーと化しています。
ボーマンがヒトだった頃の地球上でのエピソードも。
個人的には、
宇宙船での人間関係の描写は、もう少し薄くてもいいかなという感じ。
モノリスの新たな役割が明らかになってきますが、最終章へと至る
天体の変異は、驚くばかりです。穿った見方をすると、さらに乞うご期待、
次巻へという感じがしますが、やはり続きを読みたくなります。
明日より、2016,3001へと私も旅を進めていきます。
*もし読まれていなければ、著者の「幼年期の終わり」を強くお勧めします。
2001年シリーズの思想について、さらに理解が深められると思います。