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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
「開催できるのか」漠然とした不安が明瞭に,
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レビュー対象商品: 2010年南アフリカW杯が危ない! (角川SSC新書) (新書)
犯罪都市・ヨハネスブルグで本当にW杯なんてできるのか、という疑問があった。しかし、アフリカという地域への地理的距離感、無関心ということもあって、日本にはなかなか南アW杯の準備状況の情報はドイツW杯や北京五輪の時より格段に少ない。南アでW杯が実施されることになった背景も交え、準備状況を説明し、漠然とした不安を明確に示した。本書が報告するヨハネスブルグの状況は相変わらずすごい。ショッピングセンターで撃ち合い、カージャックされるのが当たり前。深刻な黒人の貧困も指摘した。W杯会場建設に投入されている労働者の時給は100円にも満たない。スタジアム周辺で露店商売をしていたのに、排除される人たち。プラッターFIFA会長がアフリカ支持を取り付けるために、W杯が開かれることになったようだが、やっぱりアフリカで世界的イベントをやるのは大変だ。「サッカーで一体になり、白人と黒人の絶望的な壁を打ち砕くことを南アの人は期待しているようだが、道は容易ではない」著者はそう語る。 現地に張り付き、突っ込んだ取材をしているわけではなく、プレスツアーなどを利用した取材旅行記ではあるが、現状は把握できる。
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「本当に大丈夫か?」との思いは強まるばかり・・・,
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レビュー対象商品: 2010年南アフリカW杯が危ない! (角川SSC新書) (新書)
誰もが心のどこかで「大丈夫か?」と思っているであろう南アフリカW杯。断片的には各メディアでその問題点が取り上げられたりしているが、一冊丸ごとそれを扱っているのが本書である。 時事モノということで、スピード重視で作られたのかと思ったら、短いながらも現地取材を行い、南アの社会情勢についての解説もしっかり行っており、思った以上に充実した内容だ。 しかも著者の豊富なサッカー取材経験に裏打ちされているために、W杯開催能力についての分析はあくまで客観的。 いたずらに危機感をあおるようなものではない。 例えば南アのスタジアム建設の技術力などいいところはしっかりと評価し、その上で治安問題やホテル、交通インフラなどの問題点を挙げていく。 とはいえ、本書を読んでの感想は、「やっぱり、本当に大丈夫なのだろうか?」という一言に尽きる。 著者の結論でもある、「やることはもう変えられないのだから、あとはどう成功させるかだけを考えるべき」という言葉には、ちょっと悲壮感すら漂う。 少なくとも現地に応援に行きたいと考えている人は、読んでおいた方がいい一冊だ。
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
代替開催が賢明,
By ラーメン太郎 (埼玉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 2010年南アフリカW杯が危ない! (角川SSC新書) (新書)
地道な取材と丁寧な解説で、2010年にワールドカップが行われる南アフリカの危険な部分を指摘しています。 スタジアム建設が間に合わないのはもちろん問題ですが 何と言っても一番問題なのは、本書で再三指摘されている “治安の悪さ”です。 他にも、問題点満載です。 少しでもワールドカップに興味がある方には かなりおすすめの一冊です。
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