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5つ星のうち 5.0
CDから見た「シンフォニー」の歴史,
By カスタマー
レビュー対象商品: 200CD 交響曲の秘密 (単行本)
CDを切り口とした交響曲(というよりシンフォニーと言った方がよいだろう)の歴史を巡る一冊。市場に大量に出回っているシンフォニーのCDの集積から、交響曲が生まれて(ハイドンではなく、ちゃんとサンマルティーニからフォローが入っているのが素晴らしい)、その後、ロマン主義的な思想の投入対象として、どのようにシンフォニーが変遷を遂げていくかが、読みやすい文章で把握できる。レコード芸術などを通じて、CDの収集に熱心な音楽ファンにとっては、このような切り口はとてもわかりやすいと思う。文章の単位も、一つか二つのCDかつ見開き2ページの文章と、理解するにはちょうど良い範囲。とはいえ全体で見れば、その情報量は下手な専門書以上ではないだろうか。より深く理解したい向きには、大崎滋生氏による「文化としてのシンフォニー (1)」等々、専門書へ繋がっていく。その導入としても格好の存在だろう。 要望とすれば、ブルックナーに留まらない版の問題(例えば、ハイドンのランドン版やハイドン協会版の問題とか、シューベルトのブラームス版とか新全集の違いとか)もさらっとで良いので、触れて置いて頂けると嬉しかった。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
交響曲ってコンセプトだったのか!,
By
レビュー対象商品: 200CD 交響曲の秘密 (単行本)
~たんなるディスクガイドかと思いきや、びっくり。交響曲のコンセプトがどんなものかを作曲家(吉松隆)、指揮者(高関健)に聞いているはなしなんて相当面白い(だいたい二人の立場、矛盾してるジャンW)。 あと、星野宏美のメンデルスゾーンの話(彼女に、このテーマの専門書書いてたよな)は、ちょっと斬新。なにげに最新の研究がちゃんと反映されていたりするのも~~いいんじゃないかな? それから、最近の200CDシリーズのなかでは、挙がってるディスクが新しいような気もするし。細部で最新の研究が反映されてるのを堪能した。 最近の200CDシリーズは、なんか変わろうとしていて、むしろ面白かったりすると思うぜ。がんばれガッケン(だっけ? おもしろきゃどこでもいいんだよ出版社なんて)。~
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5つ星のうち 5.0
交響曲って「コンセプト」だったんだ。,
By カスタマー
レビュー対象商品: 200CD 交響曲の秘密 (単行本)
~たんなるディスクガイドかと思いきや、びっくり。交響曲のコンセプトがどんなものかを作曲家(吉松隆)、指揮者(高関健)に聞いているはなしなんて相当面白い(ふたりが微妙に矛盾しているじゃん)。 そもそも交響曲ってなんなのかということに対して、作曲家それぞれが考えている音楽の形だとわりきっているいさぎよい。これまで交響曲って何聞きゃいい~~んだよと悩んでいた人には目から鱗じゃないかな。気軽に楽しめるきっかけにもなっているし、声楽入りの交響曲と、純器楽的な交響曲っていうようなざっくりしたわけかたは、いいなー。 星野宏美さんのメンデルスゾーンのスコアの解説(彼女には、このテーマの専門書もあるけど)も、ちょっと新鮮。この手の本にしては、なにげに最新の研究もちゃんと反映さ~~れていたりするのもいいんじゃないかな? それから、最近の200CDシリーズのなかでは、挙がってるディスクもユニークな気がする。 最近の200CDシリーズは、なんか変わろうとしていて、むしろ面白かったりすると思うぜ。がんばれ学研さん!~
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