"09年作品。彼女も上で挙げたClare & the Reasonsと同様、流行を意識せず我が道を進む人。なによりこの人の音のパレットの組み合わせ方の感覚が実に斬新。ファンシーな音から始まり、突如ヘビー・ロックにギアを変えたりと、とにかく音の持ち駒が多い。少しかすれたソプラノボイスも、その変幻自在の音のパレットにぴったり寄り添うように相性が良い。今年のオルタナティブ方面の意外な掘り出し物。"
"1976年作品。今年出会った素晴らしいアーティストその4。奇しくも彼を知った今年、彼は急逝してしまった。だが彼が70年代に残した傑作アルバム群は時代を超えて聴かれ続けるだろう。彼の優しさが滲み出るボーカル・洒脱なセンスあるハーモニー・余りに美しいストリングスアレンジと、本盤には非の打ち所が無い。「A House of Gold」の高揚感は聴かなければ伝わらない、AOR好きは必修科目の傑作。"