このシリーズは初めての購入ですが製作会社を知って安心。
90年代のWRC、まだ日本メーカーが強かった頃、
このジャングルジム製作のビデオを繰り返し観ていました。
ユーロテイストなBGMと、
淡々とした、映像に絡みつくようなナレーションが最大の魅力。
DVD2枚組みで画質も及第点。もっと早く購入すれば良かった。
さて、琢磨ファンとしては思い出したくない05年ですが、
セナ亡き後、私が選ぶベストレースがこの年のサンマリノGPです。
予選を失敗したミハエルが物凄い追い上げをみせるも、
アロンソの最後まで破綻しない落ち着いたブロックラインが圧倒。
ついに、ミハエルとテクニックで同格と呼べるドライバーの誕生を確信した。
ただ、この総集編ではアロンソが周回遅れのうしろでミハエルを押さえるという、
高度なペース配分を行っていたことまでは解説されず、DVDの時間の制約も感じる。
とはいえ、退屈と思われるレースでも映像切り替えのテンポが良く、
どのGPも均一に仕上げられ、繰り返しの視聴に耐えられる金太郎飴のごとき面白さ。
(05年はマクラーレンの速さと脆さが妙味で、面白い要素はもともと多い)
もう一つ、この時期の関心事がアロンソのオンボード映像。
ステアリングとマシンの向きに大きな差がある、超アンダー(錯覚)挙動。
特典として各ドライバーによる予選でのコース紹介があり、アロンソはトルコGP。
自身のドライビングスタイルには触れていませんが、独特の挙動は必見です。
(本編内の、ライコネンのポールラップと比較するとわかり易い)
公式版ということで、FIAが非難を受けぬよう、
運営上の不備等はさらりとかわしていますが、
日本のファンに媚びることも無く、
国内TV版とは全く違う雰囲気で、
先入観の無い初心者にお勧めの良ソフトだと思います。