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20億の針 (創元SF文庫)
 
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20億の針 (創元SF文庫) (文庫)

ハル クレメント (著), Hal Clement (原著), 井上 勇 (翻訳)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

2隻の宇宙船が南太平洋に墜落した。1隻に乗っていたのは探偵、いま1隻には犯人が乗っていた。両者とも人間ではない。高度の知性と感覚をもったゼリー状の半液体生物である。ただし彼らは宿主なしには生きられない。ついに地球上で虚々実々の追跡戦が開始されたが地球人の頭脳にもぐりこんでいるはずの犯人逮捕の確率は、20億分の一。



内容(「BOOK」データベースより)

二隻の宇宙船が南太平洋に墜落した。一隻に乗っていたのは探偵、いま一隻に乗っていたのは犯人。ただし両者とも人間ではない。高度の知性と感覚をもったゼリー状の半液体生物である。そして彼らは宿主なしには生きられない。探偵は一人の少年の体内に寄生し、犯人は別の人間にとりついている。だが一体誰に?犯人逮捕の確率は、20億分の1。本格SFの巨匠が贈る歴史的傑作。

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5つ星のうち 3.0 ああ…, 2008/2/14
この本の初版のほうを、読んだことがありますが…
主人公が少年なのにお爺さん口調という
難点は変わらなかったみたいです。

再販なら新訳がよかったですね。
しかし、慣れてしまえば異星人の刑事が人間の刑事のようで
異星人視点で書かれているところは、なかなか新鮮で
面白いです。
寄生型異星人の善良な警官の思考です。
20億の針の中から、
犯人である一針を見つけ出すことはできるのでしょうか。

訳さえ新しくなれば、今でも十分楽しめる名作の一つです。
たとえ少年がお爺さん口調でも、多少方言でも大丈夫と言う人は
続編の一千億の針もお勧めです。
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6 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 訳に慣れたら面白いかも, 2004/6/29
『星からきた探偵』はこの小説のジュブナイル版になります。
 最初に『星からきた探偵』を読んでもう少し詳しい小説として読みたいと思った場合、それが一つの壁となります。
 まず主人公の名前。【ボブ】と【バブ】綴りは同じだけれど、発音からくる印象が全然違う。

 それから『星からきた探偵』の方が訳が新しい為、記述等に古さが多いです。
 その二つを乗り越える事が出来たのなら、秀作のSF小説と実感出来るでしょう。
 学生生活という日常と宇宙人に寄生されているという非日常。
 それを主人公が自覚するまでが一つ目の山場で、犯人探しからやがて対決へと向かう。

 そして宇宙人と共生関係を結ぶという構図はこの国であれば見慣れた設定ではないでしょうか。

 昭和時代のウルトラマンシリーズに。

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7 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 原文で読めば面白そう, 2004/6/21
By レグルス (兵庫県神戸市) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
続編である『一千億の針』から読んだので、これも結構期待して読んだのですが、これがツラかった…。
ミステリSFではあるものの、ジュブナイルもの、少年冒険もの(といっても舞台は少年のふだん生活しているところなのですが)の要素があって、その部分がしんどかった…。

ミステリーとしても基本的には逃げた犯人を捜すだけで、犯罪捜査ものとしてはごくごく初歩的なもの(実はこの先入観がどんでん返しの一旦を担うことになるのですが)で、序盤から終盤までが“もたない”のです。

なによりなにより、最大の障害は訳文の読みにくさ。句点が異常に多いし、「めっかった」だの「ぐるり」だの「学校がひけた」、方言のような言葉が会話文だけでなく地の文にまで出てくるのです。
太平洋上の群島という舞台なので田舎っぽさを出すためかと思いもしたのですが、どうもそうでもないようで…。

初版が1963年といっても、クラークやハインラインなど、現在でも普通に読める作品はいっぱいあります。どうせ復刊するなら表紙イラストなんかどうでもいいから、文章を改訳してほしかったですね。

まあ原文の内容に直接関係ないことはおいといて、内容そのものは、意外な犯人というミステリの大前提をしっかりクリアしています。まあ名作といわれるだけのことはあるでしょう。とはいえ、300ページ読ませただけの苦労に見合うかというと、そこまではいっていない感じ。100ページくらいの中編が適当だと思われます。

SFとしては、“捕り手”たちの設定のオリジナリティには改めて感心するところです。

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