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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
たまにはSFなど,
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レビュー対象商品: 20世紀SF〈6〉1990年代―遺伝子戦争 (河出文庫) (文庫)
ヴァラエティに富んだ全11編中、本書を購入したきっかけとなったのがダン・シモンズの『ケンタウルスの死』。予想外の物語に感嘆。なんという「お話」。 ダン・シモンズ、そういう時代に生まれていたら、きっと The Legendary Bard として名を残したことでしょう。 それとも先祖にいるのかな? 『ケンタウルスの死』と双璧の読み応えは、グレッグ・イーガン『しあわせの理由』。 SF要素は欠かせない設定ではあるけれど、それが無くともなんとも辛い物語。なのに、けして暗いだけでも悲惨なだけでもない。 こういう「それでも生きていく人生」の話には、もともと弱いのですが。 cheerful を「しあわせ」とした訳者のセンスも素敵です。 上記2作品だけでも1冊分のモトはとった気分ですが、他に、 異様な未来風景と典型的ロードムービー物語のミスマッチが楽しくて、やがて寂しいテリー・ビッスン『平ら山を越えて』 あまりの滅茶苦茶ぶりに大笑いしたアレン・スティール『マジンラ世紀末最終大決戦』 (しかし、Mudzilla がマジンラってことは、Godzilla はゴジンラ?) 年季の入ったSF読者の方はまた別の感想もあるかもしれませんが、私のようなSF素人にも親切な面白さで★5つ。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
力の入ったアンソロジー最終巻!,
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レビュー対象商品: 20世紀SF〈6〉1990年代―遺伝子戦争 (河出文庫) (文庫)
国内で編纂された、20世紀SFアンソロジー 第6巻。比較的バリエーションにとんだ作品集。解説のリミックス時代のSFというのがうなずける。全6巻が2001年『SFが読みたい!』(早川書房)海外編2位にランクインしていのだが、なるほど、力の入ったアンソロジーであった。 どの作品も良いんだけど、面白かったのは、ロバート・J・ソウヤー「爬虫類のごとく・・・・・」、イアン・マクドナルド「キリマンジャロへ」(次点は、ジェフリー・A・ランディス「日の下を歩いて」、初読じゃなかったんでグレッグ・イーガン「しあわせの理由」) ■爬虫類のごとく・・・・・ 2022年に制定された社会福祉保護法では、時間転移による安楽死が認められていた。死刑囚の連続殺人犯ルドルフ・コーエンは、有史前のティラノサウルスへの転移を望む。ティラノサウルスが命をおとせば、コーエンも死亡するのだが ・・・ ■キリマンジャロへ 宇宙から飛来する生物パッケージが、爛相林(プラスティック・フォレスト)を形成しはじめた。地球を侵食しはじめた異星の植物群と共生を始める生物、人々。これは異星人の移民計画なのか。 ・・・ 巻末の編者による20世紀SF年表も参考になる。 その他の作家陣は以下のとおり。 スティーヴン・バクスター/アレン・スティール/ナンシー・クレス/ウィリアム・ブラウニング・スペンサー/テリー・ビッスン/ダン・シモンズ/ポール・J・マコーリイ
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