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38 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
失笑失笑また失笑、失笑続きの最後はアレっ?結構いいじゃん,
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レビュー対象商品: 20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗 通常版 [DVD] (DVD)
一言で言うと典型的テレビ映画。緊張感が最初から最後までなく、はたして、どういう目でこの映画を見れば いいのかわからない。 原作のマンガからしてリアリティは乏しかったけど、架空のマンガ話ということを差し引いても リアリティはとても感じられないし、コントかテレビの安い再現ドラマ程度にしか見えない。 マンガのダイジェストの切り張りと、過去のナレーションの説明ばかりで、原作既読者は しらけるし、未見の人はただ説明を聞かされるだけで話に入り込めない。 同じようなテーマで過去に製作された「クレヨンしんちゃん 大人帝国の逆襲」という傑作のほうが アニメではあるが、その映画世界のリアリティを感じさせた。 役者が悪いのかというと、カンナ役の子は美形だが演技に難がある、戦時中でも しっかり眉を描いているのが気になる。が体当たりで熱演はしているし、唐沢氏など 演技に定評のある役者さんも多数出演している。 しかし、逆に安っぽいセットの中で、熱演している役者さんのほうが空気的に浮いて 損をしたような感じにさえなるので役者さんのせいともいえない。 じゃあ監督が悪いのかというと、誰が見てもわかり易いものという要望がテレビ局から あったのだろうし、賑やかし役の多いキャストからして、企画段階から決まっていたことで、 監督だけを責めても仕方が無い。 これは映画ではなく、イベントであり興行であって、イベントムービーと言う意味では、十分及第点 だと言えるだろう。 ただ、エンドロール後の11分のドラマだけは、古びた校舎で実際にロケをしたためか、やや暗い 明度のせいか、それまでの明るい完全コントドラマよりはリアリティを感じさせるものがあった。 全編この空気で、というわけにはいかなかったのだろうか。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
予算と豪華キャストがもったいない,
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レビュー対象商品: 20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗 通常版 [DVD] (DVD)
有名な原作コミックは未読のため、実写映画化に当たっての、キャストやストーリーの比較はできません。ただ、テレビで紹介されていたキャラクターと俳優陣の比較を見ると、とりあえず、見た目のイメージは、きちんと合わせてきているように思われます。それなりの予算と豪華キャストを使った3部作として、『20世紀少年』が映画としてどうだったのかと言われると、ただ駄作としか思えません。 1作目から、「ともだち」の正体は予想ができてしまったので、サスペンス要素はいまいち。ひたすらチープなCGを見せられて、映画としてのリアリティもゼロ。ストーリー面では、「ともだち」が民衆から絶対的な支持を集めていくことに説得力のある描写がなく、世界観がよくわからない。 せっかくの豪華キャストも、ただただ安っぽい舞台で「お芝居」をしている感が拭えず、やはり実写映画化には、そもそも無理があったのではないかと思います。こんなつまらない映画に、営利がからむテレビ局がひたすら番宣に時間を使い、CMで視聴者を煽って、興行収入だけを上乗せしていったことが、残念でなりません。 映画はともかく、原作コミックは名作のようなので、原作をじっくり読んでみようと思います。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ともだちの悲しみ,
By 林田力 (hayariki.net) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗 豪華版 (本編DVD1枚+特典ディスクDVD1枚)※生産限定 (DVD)
映画「20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗」(堤幸彦監督)は2009年8月29日に公開された作品である。浦沢直樹の科学冒険漫画『20世紀少年』『21世紀少年』を実写映画化した3部作の完結編である。原作とは異なる結末が話題になった。新興宗教の教祖で、自作自演の予言でテロを達成し、世界支配を目論む「ともだち」の不気味さが本作品の魅力である。主人公・ケンジ(唐沢寿明)らの少年時代に「ともだち」の謎を解く鍵がある。この大きな流れは原作と映画で共通するが、映画では「ともだち」の心情を丁寧に掘り下げていた。 「ともだち」は無差別テロを行い、何十億という人々を殺害した。ケンジへの恨みだけでは無差別テロの動機としては不十分である。人類全体への敵意を抱く背景となった「ともだち」の孤独や悲しみ、トラウマが映画では浮き彫りにされた。人類の大半が滅亡した世界の支配者になっても面白くないように思えるが、「ともだち」の心理状況では納得できる。 また、映画ではケンジやオッチョ(豊川悦司)、カンナ(平愛梨)ら特定人の超人的な活躍で全てを解決するのではなく、彼らをきっかけとしつつも大勢の人々の行動が大きな力を持つことを描いている。 作品世界の一般の人々の多くも内心では「ともだち」支配のおかしさを認識している。ユキジ(常盤貴子)が地球防衛軍を説得するシーンが印象的である。地球防衛軍のバイザーを上げて素顔を晒させることで、組織の犬から良心ある個人への転換を象徴する。『20世紀少年』にはカルト的な宗教団体が社会を支配する点で現実社会に警鐘を鳴らす社会派的側面があるが、一般の人々の良心に基づく行動によって社会を変えられるとのメッセージがある。 映画オリジナルのラストの10分は試写会でも放映しないことで注目を集めた。このラスト10分が大作の最終章を見事に締めている。過去を水に流す日本人は自らの美しくない過去を直視することを避ける傾向がある。その結果、フィクションでも悪を倒して大団円とし、終わりよければ全てよしとなってしまう作品が多い。その意味で作品の質を高めたラスト10分であった。
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