スピリッツでいったん連載を休止したことで,賛否両論渦巻いた『20世紀少年』の第22巻を購入しました。連載休止前の第2章が最後まで掲載された巻です。
休止の理由についてはもういろいろ言い尽くされていますが,私としては単に行き詰まったからとは捉えていません。理由がなんなのかは分かりませんが,まだ伏線がきちんと残っているので,話しの収拾が付かなくなったようには思えないんですよね。
ただ,「ともだち」の正体は今までに出てきた人物の中にはいないかなと思っています。こんなに長くやってきて今更新しい登場人物にするのはズルイという声もありますが,16巻のフクベエのように納得のできる動機・背景を描いてくれれば,それで私は十分かなと思います。もちろん,「今までの主要人物かつ納得できる理由あり」だったら,より作品の評価が高まることは間違いなしですが。
最後に,22巻自体の評価ですが,正直この巻はあんまりおもしろくないかもしれません。話を進めようと急いでいるような,それでいて話が進んでいないような。時間は進んでいますが,その中身が描かれていないような感じでちょっと残念です。