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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ロック魂に年齢制限無し,
By artsetjp (千葉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター (単行本)
1995年に不惑をいくぶんか超えた主婦が(一部を除く)バンドを結成するまでの100ページ余りが起伏の無いストーリーで退屈でした。平凡な主婦の日常(サラリーマンでも目的の無い人生は平凡)なので、そこは仕方ないですかね。でも次第にメンバーが揃ってゆき、第四のメンバーが登場するころになるとページを捲る指にも力が入るほど面白くなってきました。散漫な日常を送っている場合、当人も傍観者もかなり退屈なのですが、目的を見つけ、それに向かって邁進するようになると見る者も俄然面白くなってきます。ラストでスモーク・オン・ザ・ウォーターを唄うところは総毛立つような感動が味わえました。難点を挙げれば、ヒロインが周りから言われる割には容姿を気にして無くて女性っぽさが無かったこと。かと言って良人や息子に心を砕く良き母親かと問われれば、そうでもなく良人にはただ従順、息子には遠慮がちで母性が強くも無さそうです。 言ってしまえば確かにオバサンなのですが、『パパとムスメの七日間』のパパにイメージがダブって最後まで払拭出来ませんでした。年齢が近いし、女性らしさが乏しい女性なのだから仕方ないのかもしれません。 また、いままでの作品と比べてお笑い度も抑え気味でした。感動のクライマックスに備えて敢えてユーモアを封印したのでしょうか。そうでしたらその目論見は成功していたと思います。 最後まで読み通した時、目頭が熱くなるのを禁じえませんでしたから。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
遅れてやってきた青春,
By 読書人 "活字中毒" (埼玉県鳩ヶ谷市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター (単行本)
「1985年の奇跡」に連なる系譜の作品。44歳の主婦がバンド結成して、スモーク・オン・ザ・ウォーターをステージで演奏するまでを描いている。バンドを結成しようという話になるまでが長く、やや退屈したが、そこからは快調なテンポで、時々笑いながら最後まで一気に読めた。ラストシーンまでの盛り上げ方は上手い。読後感も爽やか。最初はあまり乗り気ではなかった主人公が次第に夢中になって行くところが良かった。 1995年の出来事や流行などが懐かしく、主人公とその親友との掛け合いも笑えて楽しい。 映画「スィング・ガールズ」を髣髴(ほうふつ)させ、二番煎じかと思われるほど映像化しながら読むことができた。 ただしバンドに詳しい方、バンド経験のある方には物足りなく感じるかも知れない。この点が、マイナスポイント。 「1985年の奇跡」や「2005年のロケットボーイズ」が楽しめた方にはお勧め。 あまり深く考えずに、のんびり楽しむには良い。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
悪友、親友。そして、自分のために。,
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レビュー対象商品: 1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター (単行本)
1995年は、1月と3月に禍々しい出来事が起こった年でした。ひとつは自然の力による、もうひとつは人間の悪意による・・・。 そして、主人公井口美恵子の家庭でも、当人たちにとっては大問題ともいえる ことが起こってしまいました。 それらの出来事をうまくひっぱって大団円に持ちこんでいます。 タイトルから、言わずと知れたディープ・パープルの曲を、美恵子たちの バンドが観客の前で演奏できるようになるまでのあれこれを描いた作品です。 美恵子の親友であり悪友であり、バンドをやろうと言い出した張本人・かおりに 押し切られるようなかたちでバンドに参加した美恵子はごく普通の主婦。 どこといって取り立てて、おもしろみのない「おかあさん」であり「妻」でしかなかった 美恵子が少しずつ変わっていくようすも結構楽しめました。 メンバーのうち1人を除いて超初心者ばかりのバンドが、すんなりと演奏できる ようになるはずもなく、行く手をはばむかのようなエピソードもあちこちに挟まり 手に汗握る展開がまっています。 バンドをしながら、周りの人々への見方を新たにしていく美恵子のようすは 心の自由と意志を獲得していく過程であったといえましょう。 ラストの、チャリティーコンサートのステージでの美恵子のことばには、 あふれ出る力がありました。自身のことを言いながら、 美恵子に関わる人たちへの本心からのエールとなり 1995年に起きた 痛ましい出来事とも見事にリンクして、観衆の心を打ったのでした。 本来ならなんともカッコわるいそのマジさが、ストレートにこちらにも響き 胸が熱くなるのを抑えられませんでした。 章立ては次のとおり。 Black Night Strange Kind of Woman Speed King Child in Time Highway Star Burn 読後、CDを持っていったきり返さない娘から「Purple Chronicle」を奪い返して聴いています。
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5つ星のうち 1.0
ありきたりかな。
もう少しひねりがほしかった。 展開が読めるだけに、キャラクターを例えば深く掘り下げるとか。 全員単調すぎる。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: まりも
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