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投稿者: jam4 (詳しいプロフィールを表示) (神奈川県) この書が書かれてから時は経ち、今は21世紀ですが、当時のオーウェルは、スペイン内乱やその後のナチス台頭と終戦、そしてソビエト連邦による社会主義共和国圏の樹立などを鑑みて、社会主義体制が実際に運用された際に、その内側に生じる全体主義的で非人間的な側面に強い嫌悪と危機感を持ったのだと思います。本書はそういった危惧を、物語に託して語った名著です。物語は、4月のある晴れた寒い日の13時頃始まります。何でもない普通の始まり方で、特に何の感想も抱かず読み進めてゆくと、そのうちに「これはちょっとおかしい」と言うことに気が付くでしょう。全編を貫くどんよりした閉塞感は、全体主義国家に漂う雰囲気そのままであろうも... 続きを読む |
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