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1974 (Red Riding Quartet)
 
 

1974 (Red Riding Quartet) [ペーパーバック]

David Peace
5つ星のうち 2.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,156 通常配送無料 詳細
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商品の説明

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   1974年、イギリスのヨークシャー地方。「ヨークシャー・リッパー」と呼ばれる殺人鬼がちまたを騒がせていた。「父が犯人では?」「母が次の犠牲者になるのでは?」と脅え、殺された女性の写真をスクラップブックに貼りつける少年がいた。彼は長じて作家を目指すようになり、東京は小岩の古アパートで少年時の強迫観念を反映させた小説を書きあげる。できすぎた話だが、その少年がこの小説の著者デイヴィッド・ピースだ。本書は発表されるや否や、ジェイムズ・エルロイあたりのアメリカのダークなクライム・ノベルに影響を受けた、イギリスミステリーのニューウェイブとして注目を集めた。

   背中に白鳥の羽が縫い付けられ、性器にバラが突き刺された少女の死体が発見された。ヨークシャーの新聞記者エディーは、この事件が数年前に端を発する連続殺人の一環ではと疑いはじめる。そして謎の男から被害者の写った写真を渡されたことから、とりつかれたように調査に没頭する…。暴力と陰謀、そして強迫観念で埋め尽くされたこの暗黒の物語は、テンポの良い文章でつづられていて、読者はエディの妄執に引きずられるように、ページを繰らずにはいられなくなる。

   本書は1974年から83年にかけての、北イングランドの犯罪と政治と性についての連作となる「ヨークシャー4部作」の第1作である。まさにヨークシャー地方で不幸な少年時代を過ごしたという著者は、心の傷を負わせた張本人(ヨークシャー・リッパーとサッチャー首相とのこと)とその存在を許した時代を暴くことで、時代への復讐を果たそうとしたのか。(工藤 渉) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容説明

Jeanette Garland, missing Castleford, July 1969. Susan Ridyard, missing Rochdale, March 1972. Claire Kemplay, missing Morley, since yesterday. Christmas bombs and Lord Lucan on the run, Leeds United and the Bay City Rollers, The Exorcist and It Ain't Half Hot Mum. It's winter, 1974, Yorkshire, and Eddie Dunford's got the job he wanted - crime correspondent for the Yorkshire Evening Post. He didn't know it was going to be a season in hell. A dead little girl with a swan's wings stitched into her back. In "Nineteen Seventy Four", David Peace brings the passion and stylistic bravado of an Ellroy novel to this terrifyingly intense journey into a secret history of sexual obsession and greed, and starts a highly acclaimed crime series that has redefined how the genre is approached.

登録情報

  • ペーパーバック: 300ページ
  • 出版社: Serpent's Tail (2008/9/4)
  • 言語 英語, 英語, 英語
  • ISBN-10: 1846687055
  • ISBN-13: 978-1846687051
  • 発売日: 2008/9/4
  • 商品の寸法: 19.4 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 洋書 - 150,559位 (洋書のベストセラーを見る)
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'All we ever get is Lord fucking Lucan and wingless bloody crows,' smiled Gilman, like this was the best day of our lives: Friday 13 December 1974. 最初のページを読む
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By T. Ross
形式:ペーパーバック
APPARENTLY MODELED somewhat after Orwell's 1984, Peace's book fails to offer much more than a bloody and bleak look at a series of horrific child murders and corruption in Leeds, England. As in Orwell's book, a young, idealistic and naive man (here a junior crime reporter) enters into an ever-increasingly brutal and nasty side of his surroundings. What motivates him isn't altogether clear, and whether he's an idiot, an asshole, losing his sanity―or all three―he's a far from sympathetic figure. Peace's writing is altogether awkward, he tries to hard to achieve some kind of flair, and plot threads. Yes, he piles on the cultural references to impress the time and place upon the reader, but the sheer level of brutality, and the body count makes it altogether silly by the end. Better luck next time (the next time, is the next in his "Yorkshire Quartet" Nineteen Seventy Seven.
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By カスタマー
形式:文庫
『ノワール』の意味が良く解かります。

地方紙の記者エディー・ダンフォードは自分の署名記事で紙面のトップを飾ることに野心を燃やしている。
そこへ幼女誘拐→変死体発見
もしかすると過去の未解決な幼女失踪事件と関連が・・・
警察の横暴・腐敗・「偉大な兄弟」「これが北だ」

誰がエディーに少女の変死体写真や検死結果を押し付けたのか?徐々に殺害されたであろう少女達に、女性たちに感情移入していくエディー

1974年のイギリス・ヨークシャーの暗部が曇り空の下から覗いてきます。昭和49年前後日本では政治家の秘書が良く自殺していましたっけ・・・

このレビューは参考になりましたか?
4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 新聞記者エディーが猟奇殺人事件を追って破滅してゆく、
といったストーリー。どうもトマス・ハリスの影響でしょうか、
こういう猟奇的な殺人事件が起こるとどうしても犯人の
心の闇が解き明かされることを期待してしまうのですが、
そのような類のものは殆どありません。筋立ても描写力も
一貫性に欠けており、エディーも粗野粗暴で滅茶苦茶をやり

つづけ、女性にはもてても根が粗暴なので関係がうまくいかずに
荒れまくり、大量飲酒の後、また起き上がって事件に立ち向かう、
というような流れで話が進んでいきます。

 ただ筋は滅茶苦茶でもラストは一応まとまって破綻が避けられて
いるし、なにより作品にエネルギーを感じます。エディーの狂奔ぶり、

エディーと全く心が通じていないようにみえる、善良な市民そのものの
エディーの母親や親戚、殴られて逆上するエディーのガールフレンドたち、
いずれも十分なリアリティがあります。また行間から漂ってくる
ヨークシャーの雰囲気もルース・レンデルばりにおどろおどろしており
ナイスです。本編ではありませんが日本語版序文も短文がつらなる

構成で迫力があり、「心の奥底から生まれた小説」であるという点
には素直に納得できます。ただこの本が「他のどの本よりもよかった」
とは思えないのでそこのところに難はありますが。。。

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