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1969マイルス

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登録情報

  • CD (1993/10/9)
  • ディスク枚数: 1
  • レーベル: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 収録時間: 64 分
  • ASIN: B000025SHV
  • EAN: 4988009684321
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8 12件のカスタマーレビュー
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曲目リスト

ディスク:1

  1. ディレクションズ
  2. マイルス・ラン・ザ・ブードゥー・ダウン
  3. マイルストーンズ
  4. フットプリンツ
  5. ラウンド・アバウト・ミッドナイト
  6. イッツ・アバウト・ザットタイム
  7. サンクチュアリ~テーマ

商品の説明

メディア掲載レビューほか

死後1年以上経過しても,多くの未発表録音が登場しているマイルスだが,なかでもこれはもっとも興味深い1枚といえる。60年代の末,アコースティックからエレクトリックへと移り変わる転換期ということもあり,終始テンションの高い演奏を展開する。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)


カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

形式: CD
 1曲目のディレクションズから怒涛のパフォーマンス!ディジョネット(Ds)&ホランド(b)のへヴィ&フリーキーなリズムセクションに支えられ、マイルス、ショーターが暴れまくる。正直言って、よくこれまで埋もれていられたなと思うほど珠玉の出来です。
 ライナーノーツには「ロックへの転換」などと書かれておりますが、私的には、同時期のスタジオでの取り組みは別としても、本ライブのみロックっぽさよりむしろ60年代フリーブローイング時代の集大成といった感があります。シンプルなクインテット構成から繰り広げられるインプロヴィゼーションの応酬、特にMilestonesでのスイング感はたまりません。
 なお、圧巻なのは、It's About That Timeでのショーターのソロ。ソプラノサックスで奏でるインプロヴィゼーションは、調整とフリーを往復し、まさにコルトレーン。ヴィレッジ・バンガード・アゲインやインター・ステラ・スペースを彷彿とさせます。対照的なのは、前後でテーマ~ソロを吹くマイルス。余りにもシンプル。そういえば、マイルスは、60年代のフリージャズ全盛期でも決して「その道」には足を踏み入れなかった。この曲でのマイルスとショーターの振る舞いの違いが、実は70年代以降の2人の「決別」を示唆しているような気がしてなりません。
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形式: CD
電化時代のマイルスのアルバムはライブも含めて2枚組が多く、疲労困憊の夜なんかには到底BGMになり得ない過激さが最大の売り。しかし、ともすれば冗長さに苦痛を感じることもしばしば、気が付いたらCDが一曲目に戻っていた、そんな経験がある人は少なくないのではあるまいか。そんな時には黙って本作を聴くのがよろしい。CD1枚に凝縮された電化マイルスの神髄を、たっぷり味わえること請け合いだ。
しかし全く、この強烈なサウンドがたった5人の手から生み出されたとは、何という密度の濃さだろう。それも35年前の録音!偉大なるカリスマの元に集った若き天才達の奇跡の結晶。もうマイルスの求心力には、改めて脱帽するしかないってもんでしょう。当時公式アルバムとして発表されていたら、その後のジャズとロックの歴史は確実に変わっていたんじゃなかろうか?それくらいに影響力を備えた作品だと信じて疑わない、疑えない。
ショーター、コリア、ホランドも才気とアドレナリン全開で、御大マイルスを煽る煽る。とりわけジャック・デジョネットの凶暴なドラミングは凄まじすぎて、聴く度に戦慄を禁じ得ないほどだ。これほどまでに高度な音楽性と過激な暴力性を同時に表現し尽くした音楽家なんて、当時のマイルス以外に誰が存在していただろうか?圧倒的に傑出していた天才達の所業に、こうして気軽に対峙できる時代に生きるって、何て幸せなんだろう。ああ、今回も聴き返してやっぱり感動してしまった。マイルスはビートルズを超越した、20世紀最高の音楽家かも知れませんね。
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形式: CD
 冒頭から猛烈なフル・スロットルで Miles が血管ぶち切れんばかりに吹きまくる。スイングもビブラートもなく、総力が見事なまでに直線的。パワーへの傾倒を深めるロックに合流するには、テナー・サックスやエレクトリック・ギターが楽器特性として持つようなノイズ生成能力は不可欠。西洋音階を爆砕するノイズを得るためにワウワウ・ペダルという手もあるが、ここでは音ではなく演奏によってトランペットにそのパワーを付与しているのは驚くべきことで、こんな音楽は Miles Davis にしか有り得ない。

 さらに素晴らしいのは Miles 天与のメロディセンスはいささかも反故にされていないことで、ソロは相変わらず全てが旋律のかたまりだ。

 これだけ攻撃的でストレートなサウンドが続くと、横揺れを内包する「Milestone」のテーマが始まると一瞬和みが出てしまうほど。が、続く「Footprint」における Wayne Short のたうちまわる壮絶なソプラノ・ソロ。奇襲的イン・テンポで突撃を開始する「Round About Midnight」と、全くアルバム全体が噴火山のようだ。
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形式: CD
1969年7月25日、フランス・アンティーヴでのライブの模様を収めたものです。メンバーはウェイン・ショーター、チック・コリア、デイヴ・ホランド、ジャック・デジョネットという構成で、60年代後半に黄金のクインテットと呼ばれたメンバーであるハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウイリアムスの名前はすでになく、エレクトリック・マイルスへの基盤がここで完成しています(翌年の70年に録音された「フィルモア」でのライブではウェイン・ショーターからスティーヴ・グロスマンへとチェンジしています)。

楽曲としては「Round About Midnight」など旧フォーマット時代の曲も取り上げられていますが、オープニングアクトにエレクトリック時代の定番「Directions」をもってくるあたりにマイルスが新しく志向する創造活動への意気込みが感じられます。確かに音質もあまり良くなく、また楽器間のバランスも良好とは言えず、お蔵入りになっていた理由も分からないでもありません。ただ時系列的には名盤「ビッチェズ・ブリュー」収録の直前にあたる時期のこのライブパフォーマンスは、音楽史上から考えて大変重要な意味をもっています。新たな時代がここから築かれたといっても過言ではないこのアルバムを心して聴いていただきたいと思います。
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