銃乱射事件の犯人は何故そんな行動に出たか?という謎を解くために、様々な登場人物の視点から語られる18年〜の物語。
この作者の本を手に取ったのは2回目。「私の中のあなた」を読んだ時もそう思ったが、話が現在と過去(1年前や17年前)にぴょんぴょん飛ぶのと、突然、物語の語り部が変わったりするので私としてはちょっと読みにくい作家さんです。
物語はヘビーな事件を軸に展開します。主に主人公の女の子、かつては幼馴染だった犯人の男の子、彼の両親、主人公の母親、現場に駆け付けた警察官、弁護人、の視点から語られます。
各々の家庭の問題や、学校という閉鎖された空間でのサバイバル、誰もが憧れる人気者のグループに入った後の苦悩やら。アメリカの学校ってこんな事が日常茶飯事起こってるの?と思うと不安になった。
文化の違い?教育の仕方かもしれないけど、ジョークだろうが何だろうが人を嘲笑って楽しむのが「誰もが通る道だ」と言って片付けられるのは我慢ならない。というのは私の考え。
この話は、誰もが常に考えまいとしている事を語っている。そんな話かなと思いました。
読みづらいのと、マイナスすべきじゃないかもしれないけど登場人物に思い入れがありすぎて結果、分厚い本になったのでは?という思いから★★★で。