倒産した転落の末にたどり着いたのは『AV製作会社』。
右も左も世間の常識さえも分からない元お嬢様”池内倫子”は四苦八苦。
”フツー”の人間よりも変態がまかり通る―――それが『AV』だった・・・。
ヤング系のレディコミはギャグが未だに”白鳥麗子”で止まっている。
ともあれ、それに馴染んだ人には割とすんなり受け入れられると思われる。
ただ、ノリ太字ツッコミは別にヤング系に限ったことではないが、
多岐にわたってそれが見られるので内容はそれほど濃くは無い。
10年〜20年位前にファミ通で似たような業界ウラ話の連載があったが、
雰囲気はそれに似ている。スカトロの後片付けとか・・・、
さすがに便臭から食べたものを当てると言った濃いネタはないが、話が進むほどネタは薄くなるようである。
女性作家がよく描くような、と言えばそれまでだが、それなりに楽しめる要素はある。
主人公”倫子”が働くAV会社の社長(涼平似)がドMの変態であったり(カニプレイは笑った)、
”変態四天王”と呼ばれる変態がいたり(顔はイケメンだったり)するのは笑い所だ。
ただし、ヤング系もそうだが解説オチになる兆候も流行であろうか、
未だに90年代の影を踏んでいるところがあるのは否めない。
その辺はどうだろう・・・つまらなく感じるかも知れないが、まあ読んで損は無いとは思われる。
最後はずいぶんあっさりと終わり、そこで終わりなのか・・・打ち切り?みたいな終わりだった。
あまり唐突に終わられるのも逆に後味が悪いものだが、倫子ってこの会社で働く必要なかったじゃんって感じで、
なんだか登場人物たちとの連帯感がずいぶん薄かった気がしないでもない。
あ、でもこの絵見てたらなんか春雨のCM?思い出したなあ・・・ヌードル?
そういう意味なのか、薄いのは。