重要度の高い用語を1ページ、それに関連する2~3の用語を1ページで説明する。2ページを読むと、その項目に関して、ある程度まとまった知識が頭に入るようになっている。例えば、「競争戦略」の中で取り上げる「市場シェア」の項目では、市場での売上比率に応じて、リーダー、チャレンジャー、ニッチャー、フォロワーなどの立場があることを説明。高い市場シェアを持ち、規模の経済や経験効果によるコスト優位を得ることができるリーダーは「コストリーダーシップ戦略」が成功しやすくなること、他社が成功の兆しを見せたら、すかさず「同質化戦略」を取り、規模の大きさでの勝負に持ち込むべきであることを指摘したうえで、それぞれの戦略についても解説を加える。
11分野の用語解説の終わりには「補講」のコーナーを設け、大学の講義やゼミで学生が質問し、それに教師が答えるような形で、議論を発展させている。経営学の入門書として、読みやすく、分かりやすい構成だ。
(日経ビジネス 2005/11/07 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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