読んでいてホントに面白かった。
大学の講義を受けているような気持ちで読める文体がまた良い。
文化、宗教が生まれる背景、またその差異がどのようにして生まれるか。
そういった事を学べて、それがすなわち、世界と日本の差異を考える際、
助けになるという内容。
文字の無い時代、情報を伝える方法として物語が発達、
物語を伝える為、言語が発達した、っというくだりに大変納得した。
その他、自身あやふやだったユダヤ教からキリスト教が派生する過程、
ブッダの生涯、日本の神話、などの概要(?)を学べて良かった。
今度はもう少し掘り下げて、それぞれの事柄を知りたいと思うきっかけになった。
著者自身も言っている通り、大人の読みものとしてなんら遜色ない。
確かに17歳からこういった視点で世界を見れればなお良いが、
二十代、三十代、四十代の読者でも、こういった視点を持っていない、
もしくはなんとなくはわかっていても再確認したい向きには
絶対お勧めの良書です。
繰り返し読みたいので購入して良かったと思います。