「東京大学理科1類」、「ハーバード大学教育大学院」の合格を通じて、著者が確立した勉強法のノウハウを紹介する本である。
全体として、書いてあることは、他の勉強本と比較して、それ程差はない。
しかし、著者のオリジナリティとして
・勉強成果=「地頭」×「戦略」×「時間」×「効率」
と、勉強成果を因数分解するだけでなく、さらに各要素を、
地頭=「読む力」+「書く力」+「数を処理する力」+「体力」
戦略=「目標の立て方」+「情報」+「プランニング」+「モチベーション術」
時間=「モチベーション」+「工夫」
効率=「コツ」+「集中力」
と定義し、それぞれの要素ごとに、著者の体験を踏まえた実践例を加えて、平易な言葉で説明しているところが、読み進めていく上で非常に分かりやすい。
だだ、16倍という意味に科学的根拠はない。あくまでも、「このあたりに目標を置いて頑張りましょう」という、著者からの応援メッセージである。
個人的には、ビジネススキルを磨くことを目的としたビジネスマン向けというよりも、大学受験や資格試験取得に励む受験生向けであると感じた。