ピッチングの動作の個々の段階での注意点やコツを、豊富な連続写真と共に示しています。メカニックの説明が適切(手塚氏の本よりも平易と感じました)で、体全体のカタチが分かるので、真似することで実際にピッチングの矯正、スキルアップに利用しやすそうです。多くのトレーニングメニューも、何の目的のトレーニングかが示されているので、個人別の技能に合わせたメニューを作りやすく、指導者には有り難い。ピッチングの技術面からも、パワー面からも、上達に資する大変良い本だと思います。希望を言えば、「これを間違えるとここの故障に繋がる」というような注意点を示したり、工藤公康投手が言うような解剖学的な視点が加わると鬼に金棒です。