この本の帯に「大学生の4割は、イラクの場所をしらない!?」という文句が
踊っておりますが、ベースはこのレベルに合わせていると言えるのではないでしょうか。
ぱっと開いて、レイアウトなんかもキレイなので買ってみたのですが、例えば
「いまこの国ではこんな問題が起こってるけど、それはもとはといえば……」
みたいなことを順を追って詳しく説明している、というタイプの本ではないです。
まあ本の厚みから考えれば当然か。間抜けだったかも。
現在の、世界各地の諸問題を掻い摘んで網羅的に解説しているという感じで、
外交官が書いたというだけに、内容はとても信頼できるものだとは思いますが、
読み物としての刺激はもう一つです。
コンパクトな一冊という印象なので、新聞読むときに脇に置いておくという
使い方はできるかも。「とりあえず全部わかる」というタイトル、確かに的確。
逆にタイトル以上のものは、そんなに無いように感じます。