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15のわけあり小説 (新潮文庫)
 
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15のわけあり小説 (新潮文庫) [文庫]

ジェフリー アーチャー , Jeffrey Archer , 戸田 裕之
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 740 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

宝石商から18カラットのダイヤの指輪をまんまとせしめる「きみに首ったけ」。大胆な保険金詐欺を企む「ハイ・ヒール」。信号待ちをしている間に恋に落ちる「カーストを捨てて」など15の短編を収録。思わず「やられた!」と叫びたくなる、驚きのエンディング。くすっと笑い、鮮やかに騙され、ホロリと涙する―。そう、面白いのには“わけ”がある。巨匠がこだわりぬいた極上の短編集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

アーチャー,ジェフリー
1940年英国生れ。’66年に大ロンドン市議会議員として政界デビュー。’69年には最年少国会議員として下院入りを果した。一代貴族(ロード)。自らの体験をもとにした『百万ドルをとり返せ!』や『ケインとアベル』『ゴッホは欺く』などの著書はすべてベストセラー

戸田 裕之
1954年島根県生れ。早稲田大学卒業後、編集者を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 395ページ
  • 出版社: 新潮社 (2011/4/26)
  • ISBN-10: 4102161325
  • ISBN-13: 978-4102161326
  • 発売日: 2011/4/26
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 0.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 206,670位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By beso
本書のタイトルは「15のわけあり小説」ですが、正直なところ伝わりにくいタイトルです。
「少しひねったオチの短編集」と言えば分かりやすいでしょうか。
読み進めると、どこかで聞いたようなストーリーに出くわします。
それもそのはず、本書は実話をベースにした作品が大半ということで、ニュースやバラエティ番組、映画などで既に目にしていたのかもしれません。

本書は評価が難しいところがあります。
例えて言うなら「喉越しはいいけど、深い味わいとコクに欠ける」という感じです。
巨匠アーチャーならではの完成度の高さは認めるものの、読み応えという点で満足するのは難しいでしょう。
イギリスでは熱心なファンほど「がっかり」という評価をくだす傾向があるようです。
しかし一方でスイスイと読み進める心地良さがあることも確かです。

私自身が原文にあたっている訳ではないので断定はできませんが、こなれていない日本語訳が散見されました。
客を迎えた店主の言葉が「お手伝いいたしますか」はないだろうと思います。

少々物足りない部分はあるものの、エンターテイメント作品としては合格点の作品です。
長距離移動のお供にはもってこいと言えるでしょう。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
実話が三分の二で、残りがフィクションとのことだが、明らかに後者は質が見劣りしてしまう。途中でほとんどオチが読めてしまった。事実は小説よりも奇なりとは言うけれど、天下のジェフリー・アーチャーに当てはまってほしくないものである。過去の長編には傑作が多かったが、力そのものが落ちているのか、もともと短編が苦手なのかは不明。

最後の一編が私的には非常に後味が悪かったこともあり、何とも消化不良の一冊になってしまった。残念。
このレビューは参考になりましたか?
By gaki15
ジェフリー・アーチャーらしさが十分に出ている短編集。

15の短編には、ちょっとばかり心をくすぐる面白さがある。
さすがストーリーテラーらしく、どの短編にも最後のひねりがあり、
くすっと笑ってしまう。
アーチャーの「意外な結末」はおなじみで、題名だけである程度
予想できる結末となっているが、それに興を削がれることはない。

言ってみれば「水戸黄門」的な、安心して楽しめる短編集。
良くも悪くもアーチャー的で、裏切られることはない。

全ての短編に色濃く滲んでいるのが、「大英帝国」という冠。
イギリス流のの利益追求のしたたかさや、礼儀正しいが抜けめない
箇所が面白い。

登場人物も重厚であるが、決して享楽的ではない姿に「イギリス紳士」の
典型を見ることができる。
なるほど英国が世界を支配したそのずる賢さもよく分かる。

ただし…
英国や米国の作家に典型的なのが、「食事シーン」の貧しさ。
金があっても決して「食事を楽しめない」雰囲気がある。
アーチャーの腕でも、おいしそうな食事シーンは出てこない。

マックス・ヴェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」が
ちらりと頭をよぎり、 つくづく「禁欲的な国民性」を思う。

イングランド・スコットランド・アイルランドの民族性の違いも
面白さに一振りスパイスをかけている。
(どういうわけかウェールズは出てこない)

気楽に読めて、それなりに楽しい。
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