・ 1491年のアメリカ両大陸には、恐らく当時のヨーロッパ全体を越える数の
人々が暮らしていた。
・ アステカの首都ティノチティトランなどいくつかの都市は、同時代のヨー
ロッパのどの都市よりもはるかに多くの人口を擁していた。さらには、ティノチ
ティトランには当時のヨーロッパのどの都市にも見られなかった水道や植物園、
掃き清められた道路があった。
・ アメリカ大陸の最古の都市は、エジプトが大ピラミッドを建設する以前にす
でに栄えていた。
・ 先コロンブス期のメキシコの先住民はトウモロコシの交配を繰り返し現在の
品種を作り上げた。その洗練された技術について先頃サイエンス誌は、「人類に
よる初めての、そして恐らくもっとも偉大な遺伝子工学の業績だ」と述べてい
る。
・
アマゾンの先住民たちは、熱帯雨林を破壊せずに耕作する術を熟知してい
た。今日研究者たちは、この失われた知恵を取り戻そうと研究を続けている。
・ アメリカ先住民は彼らの土地を徹底的に改良した。西欧人がこの地に来た時
点で、すでにアメリカ大陸は広範囲にわたり人間の手によって「作られた自然」
になっていたのだ。
著者のマンは、先コロンブス期におけるこうした新たな発見にひとつひとつ光
を当てることで、私たちの歴史理解や自然環境についての従来の固定観念を覆し
ていく。本書は科学的探求と発見に充ちた知的興奮の書だ。<原書紹介文より>
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