心霊オカルト的なものを一切信じない主人公ジョンキューザックにホテル支配人役のサミュエルLジャクソンが言う台詞
「あなたは人の夢を壊して生きている」が結構この映画の核心と思いますね。
辛い経験が多い人ほど神も死後の世界も無いという当たり前の事実を振りかざしてファンタジーで遊んでいる人を嫌な気分にさせるものです。その主人公が1408号室での経験を経てラストに至るとほんの少しだけそこの感覚が変わっています。
確かにコントみたいなシーンは多々ありましたが、出来は悪くなかったです。
映像の美しさが邪魔をして怖さが半減してしまったり狂気に走る心理描写にパンチがかけていたりしますが、ホテルの部屋までの導火線、部屋が存在する理由、等々は唸ってしまうほど楽しめました。
ジョンキューザックはほとんどのシーンが一人芝居と言ってもいいほどほぼ全てのカットに登場し撮影もかなり大変だったのではないかと思われます。
出番は少ないですが、上記したとおりこの映画の肝はサミュエルLジャクソンのあの台詞ですから彼の存在感はやはり大切です。
ジョンキューザック作品で同じような系統の「アイデンティティー」もぜひ観てください。
これもかなり面白いですよ。ジョンキューザックはこんなん好きなんかな。