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その点でこのアルバムは、魅力的なメロディーが私達の心を捉えて離さない曲がたくさん入っていると思う。中央フリーウェイはヒットした曲だが、私が一番好きな曲はひっそりとした佳曲ともいうべき「晩夏」である。詩とメロディの両方ともがいい。「ゆく夏に名残る暑さは夕焼けを吸って燃え立つ葉鶏頭」という心に響く夏の詩を感情を抑えながら歌い始め、エンディングも「藍色は群青に薄暮は紫に ふるさとは深いしじまに輝きだす 輝きだす」という印象深い詩で歌い終わっている。
この歌は19!76年8月のNHK銀河テレビ小説「夏の故郷」の主題歌で歌われており、当時の私の心の中にいつまでも残っていた。
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