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14歳からの戦争論 (ジョルダンブックス)
 
 

14歳からの戦争論 (ジョルダンブックス) [単行本(ソフトカバー)]

西部 邁
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

西部邁 70年の知の蓄積から導き出された、「戦争」について知る必読の一冊!

◎本書の構成
第一章 戦争という言葉--理が情に溺れる
第二章 戦争から離れられない人間性--命たちが命をかけて張り合う
第三章 戦争の論理--侵略と自衛の別がある
第四章 大東亜戦争の正義--「英霊」を想念してみよう
第五章 現代の戦争--大国は小国を自分の歩兵とみなす
第六章 「戦後」という平和惚け天国--保護領の住人は大人になれない

著者について

1939年北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。東京大学教養学部教授を経て評論家に。94年から05年3月まで「発言者」の主幹を務める。「表現者」顧問。
著書に『経済倫理学序説』(吉野作造賞)『生まじめな戯れ』(サントリー学芸賞)
『大衆の反逆』『思想の英雄達』『知性の構造』『福沢諭吉』『学問』『友情』『無念の戦後史』『核武装論』『妻と僕』『「日本国憲法」を読む』など多数。
近著は『「しあわせ」論』『西部邁の人生相談 だからキミの悩みは黄金に輝く』(以上、ジョルダンブックス)、『サンチョ・キホーテの旅』(新潮社)。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 144ページ
  • 出版社: ジョルダン (2009/10/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4915933253
  • ISBN-13: 978-4915933257
  • 発売日: 2009/10/16
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
買った本のタイトルが「14歳からの〜」だったためか、
可愛く包装されていました。
特にプレゼント用だったわけではないのですが、
気を遣ってくださったのでしたら嬉しく思います。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By じゃが〜 トップ500レビュアー
形式:単行本(ソフトカバー)
 一般大学に戦争学、戦史学すらほとんど無い日本において、中学生向けに戦争について西部氏が語ろうとした野心作。書いてある内容はほぼ公正であり、日本は悪いことをしていないとひたすら連呼するような馬鹿なことは書いていない。著者が著者だけに当たり前か。

 人間の本性、国と国のあり方、ピースとは本来は平定の意味であること、日本国憲法前文・9条の歪さ、靖国神社に対するエチケット、アメリカが日本を守ることは絶対に無いことなどを説明している。

 戦前の14歳ならともかく、劣化した日本人に育てられた現在の中高生でこれを読もうとし、さらに理解できるのは、かなりの読解力と確固とした意思の持ち主であろう。彼らが日教組に毒されず、マスコミにも騙されず、日本を誇りに思うリアリストに育つことを願う。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By t.s
形式:単行本(ソフトカバー)
タイトルから戦争を肯定するかのような印象を受けるかもしれない。
実際、本書の中では戦争を肯定する部分はある。
だが、それは戦争によって失う命を軽視することではない。戦争の悲惨さを認め、極力起きないことが望ましいとした上で、必要性を説いている。
そして戦争には2種類あり、侵略するための戦争と自衛のための戦争があるという。
前者は筆者も悪だと認める。しかし、後者は必要。
言うまでもなく、他国から侵略されて平然といる方が異常だ。自分の国を守らないでどうする。
しかし今の日本人はアメリカに軍事を依存し、経済発展のみに力を注ぎ続けた結果、金を得て自尊心(愛国心)を失った。
話はそれたが、その自国の防衛を頼んでいるアメリカが中心となって、世界平和を築いている。
だが、それは圧倒的武力によるものだ。
つまり、アメリカは世界最大の軍事国家であり、アメリカに逆らって戦争をすれば国が滅ぼされるから、戦争が起こらなくなるということだ。

本書に書かれていることだが、平和(peace)の語源は平定(pax)であるそうだ。
"平定は強者が弱者の抵抗や反乱を平らげて新たに秩序を定める様子"
パークス・ロマーナをローマの平和と訳すが、ローマ帝国の力によって維持された平和のことを指す意味合いだ。
現在に置き換えればパークス・アメリカといったところか。
アメリカの圧倒的武力によって、世界の国々が不満はあろうとも反乱を起こさないというのが、現在の"平和"である。
このことからわかるように、"平和"とは盲信するほど素晴らしいものではない。
強者が弱者を治める様子のどこが素晴らしいと言えよう。
ただし悲惨な人々の死が起こらないという意味では、その実質的な平和も肯定すべきである。
問題なのは"平和"を絶対視して"戦争"を完全否定する輩が多いことだ。
(自衛による威嚇などの武力の保持を認めた)戦争があることで、(強者による平定)平和があるということを理解しなければならない。
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