タイトルには「14歳からのお金の話」とあるため、
活字だけでなく、4コマ漫画で要点を伝える
工夫が施されているのが本書。
そのため、活字だけで理解しようとする人だけでなく
それこそ、14歳でも理解できる構成になっているはず。
第一章でお金とは何か?と題して綴る。
そこで、もともとは「物々交換」だったとの話から始める当たり「原始経済」
を基礎から、分かりやすく伝えている。
第二章で「分業で豊かになった」と続け、複雑な経済の事象を
分かりやすく読者に伝えている。
さら第三章で「株式会社で人類は発展した」との章で、現代の株式会社の基礎を
伝えており、この本が14歳だけでなく、社会人向けに書かれた
本だという事を感取った。
タイトル通り受け取る事無く、社会人が一般教養の書物として
学ぶのに最適かもしれない。
ただ金融に詳しい方が読むと、意見は別れると感じた。
しかし、そこはタイトル通り「14歳〜」とあるので広い心で読むべし、と感じた。
巻末の”おわりに”で「何のために働くのか」での著者の結論が
「あなたも働いてお金を得る事で、だれかを喜ばせ、自分も喜こぶという仕事を見つけて下さい」という
メッセージに本書の狙いが凝縮された感じを受けた。
ただし、著者のお金に対する明確なスタンスが提示されていなかった。
そのため、今回は4つ星とさせていただく。
次回は、明確な立場から著者から示された時にそなえて、5つ星を取っておく事とする。