オリジナルのHP12cに対して、CPUの能力が大幅向上し演算速度は非常に短くなっています。キャッシュフロー計算の不均等段階も20から80に大幅アップ、プログラムの際のメモリが4倍。直前の数字操作のみに有効ですがUNDO機能も付加されています。
オリジナルのHP12cの操作性そのままにこれだけの能力アップがされています。
キャッシュフロー計算の不均等段階が80あり、演算時間も大幅に短縮されているので、金融実務の殆どのケースに対処できるでしょう。
ALGでの入力も可能ですが、RPNは慣れてしまえば非常に便利に計算できますし、HP12cを購入される方はRPNの経験者か興味がある方でしょうから「おまけ」機能と捉えるべきでしょう。
パソコンの計算能力と比較される方もいますが、背広のポケットなど大きめのポケットなどに入る大きさで気軽に持ち運びできる「電卓」とパソコンを比較するのは、トラックと乗用車の性能を比較するようなもので、あまり意味がないと思います。
横長の適度の大きさなので、慣れれば立ったままでも両手親指で操作できるので、金融「電卓」として文句無しです。
20年ほど前には、日本でも多くの金融機関などがオリジナルのHP12cを社員に貸与していましたが、日本のHPが金融電卓の取扱いをしなくなってからそのようなことは少なくなったようです。
私も、会社からオリジナルのHP12cを貸与されてRPNと気軽に金融計算ができることからお気に入りとなり、そのHP12cのボタンの調子がおかしくなって(20年以上、相当な使用頻度でしたので)からは、HP12C Platinumをポケットマネーで購入して仕事に使っている他、私用に25周年記念モデルの中古をオークションで買ってしまったほどです。