沢山の加藤さんファンが、好意的なレビューを続々とアップされていますが、お邪魔にならない範囲で、
この書籍の性格を確認しておきますが、
*オンライン・レッスンというモノがブロードバンド常時接続環境で現実のものになりました。
*加藤さんは、この英語学習サービス・プロバイダーの先駆者の一人であることは間違いありません。
*サービスは要望に応じて教師が対応するもので、教師が指導要領に従い教授するものとは反対なので、学校とは考えない方がいいです。
*同種の事業者が年々増えていますが、生徒の関知する性格のものではありません。
*別のアプローチで豊富なオンライン・テキストと、グループレッスンを提供するEnglishTownが、オルターナティブとして有力ですが、どちらが良いのか、人それぞれだと思います。
*私は、テキストと学習動機さえしっかりしていれば、フィリピン講師のレアジョブと共同学習したほうが楽しいので(インターラクティブなので)、グループレッスン目当ての EnglishTownは休会しています。
(この本の正確な理解)
*ビジネス書です。サービスのコンセプトが良くわかります。
*海外起業が分かりますが、クオンタムのHDD部門を独立させて、マニラで企業家になった日本人など、兵達がうようよいる世界であることを念頭におきましょう。
*この事業を軌道に乗せたビジネス・ストーリーは興味深いですが、学習者の学習を円滑にさせるものではないと思います。
・この主の学習ガイドは、アエラ特集とか、日経ビジネス別冊とかの、複数の人が意見、提案を寄せているムックも眺めた方が、方針が固まるように思えます。
・個人的には、TOEICオンリーの学習は、ボディ・ビルディングのようなもので、実社会では会話ひとつできないで終わってしまう可能性に気をつけて、体得化するまで繰り返し学習するしかないと思います。
以上ですが、書評から逸脱しない範囲で、次回の書籍で紹介してほしいのは
(第1に)
なぜ、講師のフィリピン女性は高学歴とはいえ、ほぼバイリンガルになれたのか、紹介してくださると、学習目標や時間配分の決意が得られます。分かっていることは、4年制大学の全ての学部、学科、科目で、全ての授業は英語で、教科書は北米で出版されたものを使用するということ。しかし、ネイティブのタガログ語は、英語同様の水準。
タガログの放送番組もあるが、北米のテレビ番組を字幕なしで中学生くらいから楽しみに見る。
(第2に)
日本人が彼らと同水準の英語「で」大学授業を受けることなど、特別な大学以外は、学習内容が多すぎて、たぶん無理だと思いますが、そんなに英語に力を入れて、フィリピン、香港、シンガポール、マレーシアでもおなじような、大学教育は英語で学ぶ国や都市でも、それだけでは国際経済社会でぬきんでるような事には成らなかったのは、技術力が不足しているからなのでしょうか。
日本人がバイリンガルを目指すと共倒れノーリンガルになる、帰国子女の動向も報告されています。
(第3)
テキストとして、アメリカで出版されているside bv side 1,2,3,4を推奨し、体制を整えられていますが、絵本のような(初中級向けの#3もそうでした)、同一文型の空白部に、指定された文章の節を文法的に活用させて、当てはめるというエクササイズ主体の絵本が、どうして国際的に評価が高く、他の英語サービス・プロバイダも推奨しているのを見て、不思議に思えてなりません。初級者には向いているかもしれません。
以上、やや書籍にないバックグラウンドへの言及、要望、提案を1利用者の立場からまとめました。
ちょっと意地悪に書くと、日本の英語ブームは、日本を沈ませてしまう気持ちもしますが、
綺麗な声と対話して進めるレッスンは大変快適で楽しいものの、それは、ユーザーが工夫して構築していくものだということを付言します。