今更ながらのLil Robですが私の大好きなチカーノラッパーの1人です。
この「1218 Part.2」は名盤「Neighborhood Music」「1218」に続く2008年の作品
ですが、この第2章もとても良いアルバムに仕上がっていると思います(独断)。
(1)のいつものギャングスタな?ダーク調の幕開けから一転、(2)ではチカーノ系の
枠を超え活躍中のシンガーFrankie Jを迎え哀愁メロウを、(3)での哀愁曲と共に
展開します(ここら辺から良い流れへ)。
続く(4)から(7)はかのFingazzのプロデュース曲が並びますが、(5)(6)は手堅く
落ち着いたキャッチーな曲が心地よく(7)への弾けたアップへと繋げます。
(8)はあのThe-Dreamの"Fast Car"を下敷きに80年代風味?のナンバーを聴かせ
ますがこれがまた良い!(まんまベタ敷きですが)。
(10)(Fingazz製)も聴いていて楽しくなってくるような明るいアップですが(12)の
哀愁アップと共に聴き逃せない出来です。
(13)でのLil Robお得意のオールディース風味を挟み(14)(15)では再びFingazzと
組み一度聴いたら忘れられないアレンジ(特に(14)!)の畳み掛けナンバーで
最後を盛り上げてくれます(しかしFingazzは相変わらず良い仕事をするなあ)。
そんな感じで全16曲、前作の"Summer Nights"のような必殺!ナンバーは見当た
らないものの全体的には聴きどころ満載でチカーノ(と言うよりラップ)好きなら
是非オススメの1枚です(ファン目線はお許し下さい)。
実はこのアルバム、この他にも数種類(多分3種程?)ジャケも違うブツが出て
おりますが、どれも曲数はこのアルバムよりも若干多いものの(私の聴く限りで
は)音質がイマイチで結局この「イラスト仕様ジャケ」の本作がいろんな意味で
一番確実かと思われます(通称アメコミ風ジャケと言うらしいです)。
最近も好アルバムを出してくれている彼ですが、いつまでも彼の決めフレーズ
「シモ〜ン」が聴ける事を願って星5つ!!