本書の「まえがき」の金原瑞人さんの文章。≪『12歳からの読書案内』が好評なので、海外編を編まないかという話が編集者からきた。むちゃくちゃうれしい。じつは海外編を出したくてたまらなかったのだ。≫ この扉に掲げられた文章を読んで、早速ぱらぱらと拾い読みしていくと・・・。ホッホー♪ ヤッホー♪ 思わず手にとって読んでみたくなる本がいっぱいなのらあああ。
ここに選ばれた本の味わい、読み心地、キモを紹介していく紹介文が、それぞれとてもいい。紹介文執筆者は、金原瑞人(15冊)、ひこ・田中(13冊)、三辺律子(10冊)、豊崎由美(10冊)、位頭久美子(9冊)、平岡敦(8冊)、宝田茂樹(8冊)、光森優子(8冊)ほか、総勢19名。
1章【「感動」して心がじんわりする本】、2章【「どう生きるのか」を真剣に考えたくなる本】、3章【「試練」を乗り越えるヒントになる本】、4章【「元気とガッツ」にあふれる本】、5章【「ファンタジーの面白さ」が凝縮されている本】、6章【発想がユニーク! 珠玉の「短編集」】、7章【危険なくらい「想像力」が刺激される本】。全部で100冊の本。
山颯(シャン・サ)の二冊、特に興味を惹かれました。紹介文にやられました。
☆『碁を打つ女』・・・・・・≪絶望的なのにこのラストしかありえないと、納得させられてしまう。魂を揺さぶる物語とは、こういう小説のことを言うのだろう。≫(光森優子)
☆『女帝 わが名は則天武后』・・・・・・≪それにしても文章が素晴らしい。そしてうらやましい。二十年以上、翻訳をしてきたが、こういう作品をこういう文体で訳してみたいなあと心から思ってしまった。≫(金原瑞人)